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November.21.2008「原理主義とは何か」

Photo November.21.2008「原理主義とは何か」
今日の歌::目を奪う 港夜景に 冬の風

 小川忠さん著『原理主義とは何か』を読んでみると、原理主義とは何もイスラームだけに限ったものではないことが書かれている。また、9,11テロに関しても書かれているがその歴史の流れの中で理解する必要性も説かれている。「なるほど」と思われる一冊だ。この本は、谷口雅宣先生のご推薦の本であるので、興味のある方は是非、お読みいただきたい。

①(18頁)「原理主義」という用語の問題性について、「原理主義」は概してイスラーム専門家には不評である。「イスラーム原理主義」という言葉は、イランのイスラーム革命以来、欧米メディアで多用されるようになった。一般には急進的で暴力的なイスラーム保守思想、社会・政治運動を指す言葉として用いられる。(中略)しかし、注意しなければならないのは、ビンラディンが自身を「原理主義者」と規定したことは一度もなく、これはあくまで欧米メディアがつけた他称であるという点だ。
 *日本は欧米の影響を明治以来相当に受けている。従って、欧米が言っていることをかなりな程度で鵜呑みにしていることがあるかも知れない。ここは冷静に考える必要があると思う。

②(23頁)元来、多神教として絶対唯一の聖典をもたず体系化された教義がなかったはずのヒンドウー教や神道が、「ヴェーダ」や「古事記」を聖典視するのも、聖書に基づく教義が確立したキリスト教と対峙するために、教義の体系化というキリスト教的要素を取り入れて近代宗教としての脱皮を図ろうとするとする取り組み、と理解することができよう。
 …ヒンドウー教や神道は、宗教と言うよりも、生活全体、考え方全体であると言われている。宗教法人に組み込むような小さなものではないようだ。

③(23頁)原理主義のイデオロギー的特徴として以下の五点を掲げている。
○近代化による宗教危機に対する反応
○選択的な教義の構築
○善悪二元論的な世界観
○聖典の無謬性の主張
○終末観的世界認識と救世思想
である。また、組織的特徴として以下の四点を挙げる。
○選民思想
○組織のウチとソトとの明確な区別
○カリスマ的な指導者の存在
○厳格な規律、行動規範
*これらは、すでに谷口雅宣先生のご著書で明らかにされている。選択的な教義の構築などは、平素、私たちも陥りやすいところでもあるのではないだろうか。例えば、仏教で「文証」という言葉があるようだが、「聖典のここにこう書いてある」と強調することは、そうでないことを別の所で書かれているのを無視して主張する場合に問題となるようだ。これは、根本的な真理についてではなく、周辺部分の真理についての記述でそのようになる可能性がある。従って、その判断は自分でするのではなく、総裁代行であられる谷口雅宣先生がご教示された御文章で確認してから判断すべきでありましょう。 
 この原理主義についての学習はかなり真剣に行う必要があるようだ。島根の信徒の皆様、ご一緒に頑張りましょう。

【日々、副総裁先生のブログを拝読しよう】
2008年11月20日のブログは、「日本の温暖化対策は間に合うか? (2)」です。
ここ長崎では、ガソリンスタンドを見てみると、安いので128円で、大体130前後のようだ。
 税額をガソリン以外に、石炭、天然ガスなどにもガソリン並みにかけるべきだとしておられます。イギリスやドイツやデンマークではかなりの税額がかかっている。だから、無理なことではないとご説明しておられます。
 また、同意については経済界と麻生首相の難しさを述べておられます。
  また、神奈川の炭素税の独自導入のことや、東京都が環境税(炭素税)導入を見送ったことに対して、神奈川県と足並みを揃えてほしかったと知事に対して要望しておられます。

*今日は、午前に住吉霊宮の御祭、午後に龍宮住吉本宮の大祭があった。「神楽舞」がとても美しかった。また、かつての赴任地のYさんが布教功労賞であるとしてお出でになっていた。総本山でお会いできたことを神様に心から感謝した。Yさんは長年御教えを共に学んだ私の教友とでも言うべき人である。最近は、御主人と共に、毎月、教区練成会を受けておられるそうだ。

*デッサンは、「温古資料館」です。ちょっと太めに描いたでしょうか。
 中内 英生

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