December.06.2008「水の大切さ」
December.06.2008「水の大切さ」
今日の歌::囂々と 雪を運ぶか 吹く夜風
*「囂々」という字は読めましたでしょうか。大辞林によりますと、「やかましいさま。さわがしいさま。」となっています。仕事から帰り、机に向かいますと、窓の外ではすごい風の音が聞こえてきます。冬の出雲風でしょうか。今日は、稗原の誌友会に行ってきましたが、沢山お集まりでした。稗原では雨はそれほどではなかったですが、夜、八時ころからすごい風となりました。北陸の冬を思い出しました。地上は-1か-2度くらいなのですが、シベリアから-40度ほどの極寒の寒気団が押し寄せて、冬の雷が鳴るのです。
「北陸の 零下四十度 吹雪くなり」
NHKの『探検ロマン世界遺産』で、「命の水が文明を生んだ」(2008/11/1)では、様々な文明を紹介していたが、地球の水に関しての報告もあった。地球の水は、全部で約14億立方㎞だそうである。そのうち、大切な真水は、約1%未満である。それを人類66億人に分けて使用することになる。中国にしても、揚子江の水を潅漑に使い始めて、川の水が減水したようだ。私たちは、実際には水資源の豊富な日本しかしらない。しかも、島根県は、日本海側なので水不足はほとんどない。これが、太平洋側であると状況は変わる。しかも、世界的にみて、水を生活や工場のために使用して、渇水になり湖や川の水が枯渇しているところが沢山あることを、最近の番組である、『エコ大紀行』では放映している。教化部の二階のトイレに、水資源の重要性を張り紙している。「ちょっとオーバーかな」と最初は思ったが、世界的な渇水状況を考えてみると、「もっときつく書いても良いのかも知れない」と思うようにもなった。
世界では、1990年代からたびたび水不足に見舞われるようになったという。川上で大量に水を汲み上げるので渇水するというごく単純な原因である。もっと、上手に水を使うべきなのであろう。
先ほど、書いた『エコ大紀行』であるが、15世紀の産業革命以降、環境破壊を繰り返し、生物多様性を無みし、結局、進歩発展の名の下に様々な弊害が起こってきている。谷口雅春先生が、「詩」の中で、「高い高層建築。オオこれが進歩か?」と嘆いておられるが、この詩が発表された当時、読者にしてもそこまでは考えていなかったのでは無かろうか。高層建築や河川や護岸工事やを進歩発展・高度成長はそのまま善であると、それだけの思考だった可能性があると考えてみるのは、考えすぎであろうか。その影で、環境破壊と同時に人間の精神性の破壊があったのかもしれない。さて、ここで書きたいのは、マダガスカルのラヌマファナ国立公園の原猿類のことである。
ここには野生のオレンジや、野生の無花果などが沢山ある。その中に特殊な竹が生えているのだが、マダガスカルは全島にわたって、グァバが広がっているという。この木は、フランス植民地時代に、食用としてプランテーションで栽培されていたものだ。勿論、外国から導入した。この植物は、切っても切っても木そのものから芽が出るという強力な生命力の持ち主である。この植物が森に広がると、他の植物は押し除かれ、グァバを取り除くのは難しいとされている。従って、もしこのグァバが、原猿類がその竹だけを食べるという特殊な竹が生えている森に忍び込むことになれば、当然のこととして、マダガスカルにしか存在しない原猿類は地上から消滅することになる。
地上の「種」が消滅するのには、二種類の経路があるように見受けられる。一つは、一匹残らず捕獲して殺すという方法である。これはニホンオオカミなどは、懸賞金付きで処分されたのでも分かる。アメリカ大陸でも沢山の種が消滅している。ある程度の少ない数になると、自然消滅する道を辿るようだ。
もう一つは、彼らが生活する環境を破壊すると云う経路である。アフリカや東南アジアなどは森林破壊で動物が沢山消滅している。ホッキョクグマにしても生活する環境が変化し、餌になるアザラシが来なくなったことが消滅に加速をつけている。ドードーなども、餌になる木の実などを、ヨーロッパ人が放った豚がドードーの餌を食べたことが原因と云われている。ドードーは「不思議な国のアリス」にも出ているが可哀想な結末となってしまった。
私たちは、その中で、足元から平和を築くために、二酸化炭素削減の努力をする必要があろうと考えられる。今月の五者会議では、基本的な考え方として、県外に移動する場合、炭素ゼロの旅行パックは現在の所は、島根県ではないようであるので、移動に費やした時に排出する二酸化炭素分を本部を通してグリーン募金に投入することを基本的に合意した。この考え方でいくと、公用での移動は、極めて倫理的な活動となると考えられる。この基本的な考え方を次第に光明化運動に反映させたいと考えている。
【日々、谷口雅宣先生のブログを拝読しよう】
2008年12月 4日のブログは、「都会の紅葉狩り」です。谷口恵美子先生と紅葉を見にいかれたそうです。美しい3枚の御写真を掲載しておられます。谷口雅宣先生のお優しい親孝行のお気持ちが伝わって参ります。この辺りは、私も東京にいたときに何度か見ましたが、東京の紅葉は、「これが都会か?」と思うような素晴らしいものです。
*絵は、「山の中の湖」です。今日も一日有り難うございました。
中内 英生
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