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2009年3月

March.31.2009「腰痛は何処から来るか?」

Photo_3 March.31.2009「腰痛は何処から来るか?」
今日の歌::イメージで 絵に描く林檎  永遠に

 今日のテーマは、あまり生長の家的ではないが、科学の研究結果として知っていても無駄ではないだろうと考えて文字にした。NHKスペシャル(2008/10/05)では、第三集として腰痛の問題が論じられていた。副題が「それは二足歩行の宿命か」というものだった。
 腰痛の起源について論じている。柄本明さんという俳優さんが登場する。この方も腰痛で苦しんだという。もう一人新村貞子さんという方が出ていた。変形滑り症とかいうのになったらしい。骨を削り、ボルトで止めることにより痛みが消えた。しかし、かなりの手術である。年を取ると椎間板の劣化で軟骨が減り、強度が落ちて椎間板ヘルニアになりやすい、ということもあるらしい。しかし、このブログの最後に書いているお二人の百歳さんはどうもそんな素振りもない。この差はなんだろうか。

 360万年前のタンザニアで二足歩行の足跡が発見された。火山の噴火から逃れる時、足跡ができたとしている。
 人類の進化学によると、600万年前にチンパンジーと共通の祖先から我々は別れたそうだ。猿類は腰を自在に動くようにして木の上を移動するようになる。しかし、人は二足歩行により背骨を後に反った。腰椎の部分が後に反ったのだという。それから腰痛の歴史が始まったとしている。しかし二足歩行が本当に腰痛の原因だろうか。

 タンザニアで狩猟で暮らしているハザの人々を取材していた。男の人達はヒヒを発見して追いつめる。毎日何と28㎞も歩いている。しかし、10人の男性に質問すると、5人は腰痛の経験があるらしい。しかし、原因は木から落ちて腰を打ったときであり、決して歩くことではなかった。
 毎日歩くことは人にどういう影響を与えるのだろうか。それは椎間板に良い効果を与え続けることになり健康の元であるらしい。”今日の結論は歩く人ほど、老化を防止して軟骨の劣化を防ぐ”ようだ。

 数千年前、ユーフラテス川流域に太古の腰痛の痕跡があるという。多くの背骨に異変がある。それは農耕が始まったことを意味する。穀物の種を播種したり、穀物の皮を取るのに腰骨を曲げながら伸び縮みさせる。すると椎間板や背筋に異常な負荷がかかるらしい。農耕が腰痛の一つの原因であるとしていた。思い出してみると、私の母型の祖母は農業のために腰骨が曲がったままだった。しかし、案外長寿だった。
 このテーマの結論は次回です。お楽しみに。
(続き)

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
 2009年3月30日のブログは、「コイの置物」です。香川教区の講習会のことをお書きになっておられます。また、27日に買われた鯉が死んでいたことを書いておられます。環境の激変に絶えられなかったようです。鯉は水が難しいようです。また、陶製の小さなコイ幟の置物を買われたそうです。最後に、人間は置物は作れるが生き物は作れない、と改めて感じられたことをお示しになっておられます。

 *『百歳バンザイ』(2008/12/13)で宮城の佐々木静雄さんという方のレポートがあった。特徴は、60歳の時交通事故で左肺を失ったがなんのその。愛犬モモと散歩を繰り返す。朝の空気を腹一杯吸い深呼吸をする。健康管理は動くことが一番であるとして、掃除が運動である。竹箒を自分で作る。峰の竹が一番で谷の竹は弱いそうだ。しかも竹箒を近所の人に進呈する。この喜びが素晴らしいのだろう。また、絞り立ての牛乳が晩酌代わりになっている。田舎に生きる悦びを語っていた。
 現在、世界人口の半数以上が都市に住んでいる。それが問題を引き起こす。したがって、便利快適のみを求めることなく、田舎に住むこと自体が世界の平和に役立っているのかも知れない。勿論、故郷が田舎である人、都会に住まないと仕事が出来ない人の場合は別だが、島根に住む私たちはそういう意味でも素晴らしいことではないだろうか。島根県バンザイである。
 もう一人の百歳さんがいた(2008/12/27)。鹿児島の小濱(オバマ)ミサさん。特徴は焼き芋を毎日焼いて誰にでもプレゼントする。長生きの人の特徴は「与える行為」のようだ。スーパーのレジの人にも焼き芋をプレゼントしているのには驚いてしまった。パチンコ屋にも入る。50年以上のキャリアだそうだ。多いときには週2,3回も行く。焼き芋はパチンコ屋の従業員にも差し上げる。お一人住まいのようだ。しかし、一人で住んでいると全部自分でやらなければならないので、逆に体力が付くという。
 芋は「から芋」というそうだ。生を最初から焼くと美味しいらしい。22歳で結婚し、10人の子供に恵まれた。から芋が毎日の食卓にでたという。畑は親の代からのからいも畑を作っている。10人の子供を育てるのにこのから芋と粟と米をいれた子供の弁当が重宝した。母の愛ですね。

*今日は行事はなかったが、平成20年度の最終日なので事務的に大変忙しかった。明日から新年度である。従って、今日は大晦日である。島根の信徒の皆様、来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 中内 英生

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March.30.2009「瑛太」

Photo March.30.2009「瑛太」
今日の歌::三月や 日差しの中の 肌寒さ

 生き方というものは実に重要である。家内と子供に『瑛太という俳優を知っているか』と聴いたところ、『瑛太を知らないの?』と返ってきた。そうとうに有名な人らしい。『トップランナー』というNHK番組があり、出来る限り見るようにしている。それは、ある程度若者の考え方が理解できるからだ。2008/12/26には、「瑛太」という人がでていた。役所さんが監督をしている映画に出たとき、『(役目を)楽しんでね』と言われて感動したという。普通は、『がんばってね』とか『ここを気をつけなさい』などと言われるのだろう。感動させた役所さんに私は感動した。

 瑛太さんは、今まで『嫌われ松子の一生』『銀色のシーズン』『アヒルと鴨のコインロッカー』『篤姫』『ガマの油』などに出演しているという。残念ながら全部見ていない。『嫌われ松子の一生』は宣伝だけは見たことがある。

 『銀色のシーズン』という映画でスキーの練習をしていたときのことである。「はすみ?」さんという方から、『馬鹿になって欲しい』と言われた。その意味がなかなか分からなかった。しかし、馬鹿になれた瞬間をもてた。普通のスキーのスピードは時速80㎞が限界だが85㍍飛ばしたときに「自分」が吹っ切れた。その時馬鹿になれたという。他の人達は既に馬鹿になっていたらしい。危険な崖のような所でも、『行ってみるか』といって平気で降りて滑っていく人が回りにいたらしい。おそらく『これが私だ』という既成概念がうち破られた瞬間なのだろう。私たちが神想観で、『吾今五官の世界を去って実相の世界に入る』という瞬間であろうか?

 小松帯刀という有名な人物がいる。彼のお墓に詣でて、お墓の前で『私は責任を持ってあなたを演じます』と祈ったという。そして、常に小松帯刀の写真を懐中に持ち、彼との一体化を図り、何かくじけるようなことがあると、『小松帯刀はこんなことではくじけない筈だ』と思って自分を励ましたらしい。

 『どんな俳優になりたいか』と質問されたとき、『撮影に行く途中でお婆さんが困っていて、その人を助けたために遅刻する。それでも堂々としておれる俳優になりたい。そのお婆さんを見過ごすような俳優にはなりたくない』と言っていた。現代の環境問題に対する取り組みでも、瑛太さんのような生き方を生長の家はしているのではないだろうか。『成果はあげなければならない。しかし、二酸化炭素をたくさん排出して環境に負荷を与え、人間を含めて人間以外の生物を困らせてまで成果を挙げることは控える。瑛太さんが最終的には撮影現場に行くと同じように、最終的には「世界平和」という成果を挙げるが、他の諸生物をも生かしながら成果をあげる』という過程をとるということだろう。

 印象として、丁寧に生きているという感じだった。彼に対する番組ホストの感想は、『目に見えない部分を大切にしている。到達するまでの過程を大事にしている人物』との評価があった。そういう人に私たちもなるべきなのだろう。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
   2009年3月27日のブログは、「コイを買う」です。多磨霊園の墓参にお出でになられたとのことです。飛田給道場にいたころが懐かしいです。私も時々お参りに行かせていただきました。深大寺近くの蕎麦屋に行かれたそうです。私も深大寺蕎麦が大好きで、19歳の頃から時々行ったものです。「スズメのお宿」というところへ一番よく行きました。側に神代植物公園というのが今もあるのでしょうか。ここには多数の薔薇が植えられており見事な花園でした。神代植物公園で散歩し、スズメのお宿で蕎麦を食べるというお決まりのコースを自分で作っていました。

*今日は、昨日とはうってかわって静かな教化部です。この緩急がよいのでしょう。
 中内 英生

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March.29.2009「アメリカ頼みの食⑥」

Photo_2 March.29.2009「アメリカ頼みの食⑥」
今日の歌::継承を 祝いてうれし まめ人ら

*今日は、3月1日の総本山での法燈継承祭を受けて、島根教区としての祝賀式典を行なわせていただいた。役員・幹部約151名の参加だった。生長の家総裁先生のご襲任、白鳩会総裁先生のご就任に対し心からなる感謝の祈りを生長の家大神様と両先生に捧げ、両先生の時代に国際平和信仰運動が大いに発展するように聖経読誦をさせていただき、万歳三唱で締めくくった。挨拶では、3月1日の総裁先生のブログ掲載のお言葉の全文を拝読し、御心をお伝えさせていただいた。行事は引き続き、運動方針徹底のための会議に移った。新時代の到来である。

 国連の予測によると、2000年からの30年間の間に農地は8%増であるという。しかし、世界の食糧需要は56%の予測であるらしい。要するに食物が不足することになる。その為には食物を増やす以外にないとして、主として遺伝子組み替え作物で大量に食物を作るということだった。既に、世界のトウモロコシや大豆は相当の率で遺伝子組み替え作物になっているらしい。サラダ油にしても遺伝子組み替え作物が使われている。これらの遺伝子組み替え作物の危険性については、総裁先生がご指摘の通りである。生物多様性の喪失、除草剤の使用による危険性、次世代倫理の問題、それを食べることによって将来どのようになるかの予測不可能、等である。

 南アフリカでいうと、この10年間で700万人増加している。そこで増産のためにトウモロコシ畑の60%は遺伝子組み替えトウモロコシらしい。それは害虫をよせつけない。それで5割も収穫が増えている。しかし、それが土地に合わないこともあるらしい。またアメリカの種子メーカーモンサント社(世界最大の大手)は1兆1千億円の収入で、昨年の売上額は増加しているらしい。規模がすごいので、当然のことながら生物多様性は地上の農地から失われていくだろう。会社からの強い売り込みがあるので、遺伝子組み替え食物が世界で増加することが考えられる。

 愛媛に居た頃は、さぬきうどんを時々食べたが、これは香川では県民食のようだ。しかし、小麦の7割はオーストラリア産であることが、オーストラリアの干魃で分かった。オーストラリアのアテレード大学は小麦の遺伝子組み替え研究に乗り出している。それは干魃に強い種で乾燥でも育つようにするためである。異常気象の干魃で、世界の小麦価格の高騰を招いたのがきっかけだ。

 六回にわたって、『アメリカ頼みの食』を考えてきたが、結論は『日本は輸入に頼っていてはいざというときに弱い』ということである。そこで、日本古来の「ライスパワー」を見直さなければならない、というのがNHKの主張のようだった。現在は減反政策で米を作る土地が休んでいる。それを利用することが出来る筈である。
 お米を細分化する技術が開発されてから、お米は小麦同様に活用できるようになった。これの変化は大きい。
 日本の家畜は輸入トウモロコシで飼育している。減反している田畑で家畜の飼料を作るとなると、すべて賄えるらしい。現在は、100万haが休耕田だ。それを活用すると輸入は不要となる。

 しかし、お米は価格が安いので保護政策が必要としている。もう一つ、大事なことがある。無駄なことをしないことだろう。現在の日本で生ゴミの中で25%が家庭ゴミらしい。要するに色々な形での食べ残しのようだ。
 農林水産省によると、日本の食べ残し食品は、何と年間900万㌧である。世界の食糧援助の量が590万㌧であるので、その1,5倍の160億食分の食料が日本では廃棄されているというのが現状であるらしい。
 この額を聞いて『ウーム!』と唸ってしまった。確かにコンビニは便利だ。しかし、時間が過ぎた弁当はどうなるのか。スーパーでは大量の食材が売れ残るはずだ。それはどうするのだろうか。大量生産、大量消費、大量廃棄の歪みが色々な形で出て来ているのだろう。

 私たちは、生長の家環境方針『基本認識』という問題解決の鍵を与えられている。食に関して、足元を見すえてもう一度、再検討し、御教えを訴えていきたい。総裁先生のご著書『今こそ自然から学ぼう』や『足元から平和を』を多くの日本国民が読み、英語版の電子本として、世界の電子本の世界で読まれるようになれば、さらに運動は進化していくのではなかろうかと考えられる。(おわり)

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月25日のブログは、「映画『パッセンジャーズ』」です。飛行機事故で生き残った”乗客”の映画のようです。ご夫婦でご覧になられたそうです。内容は最後の”どんでん返し”が大変面白いようですが、それが何かを書くと今後、見る人の楽しみを奪うのでお書きにならないとしておられます。どうぞ、映画館でご鑑賞ください。「結末」はどうなっているのかな、と色々と調べてみましたが、残念ながら”親切に”どこにも書いていませんでした。「T・ジョイ出雲」にはまだ来ていないようです。東京都同時上映になるとうれしいのですが…。

*今日の運動方針徹底のための会議では、写メール俳句について、持田正悦さんと青砥照子さんの体験発表もあった。持田さんは、ホームページまで作り、大学の教授や学生が見ているらしい。アクセス数がすごい。毎日、写メール俳句に谷口先生の真理の言葉を書き込んでいる。新しい形の光明化運動かもしれない。青砥さんはカナダの娘さんとのやりとりで写メール俳句を作ることが多いそうだ。特筆すべきは両者共に、いつの間にか「良いこと探し」の達人になってしまったことだ。『日時計主義について』『太陽はいつも輝いている』を熟読し実践した結果である。

 中内 英生

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March.28.2009「アメリカ頼みの食⑤」

Photo March.28.2009「アメリカ頼みの食⑤」
今日の歌::春の宵 闇でも香る 木蓮花 

 現在来日しているウクライナ首相(ティモシェンコ)は3月26日に、都内のホテルで講演し、2004年に親欧米政権を同国に誕生させた「オレンジ革命」後も、一層の民主化を進めるとの決意を表明したという。(サンケイ新聞2009/3/27)旧ソ連の遅れた設備が残る同国の近代化には、省エネや環境技術を持つ日本との強力が重要であると述べ、原子力エネルギーや「農業」などの分野での協力拡大に意欲を示したとされる。彼女は同国の近代化の為にパートナーとして欧州と日本を挙げたようだ。

 そのウクライナを現在、世界が注目している。それは、穀物に関することである。現状では、日本はウクライナに手が出せる状態ではないと、NHKの番組では放映していた。他国が進出し、高額の借地料で広大な借り上げているからだ。なお、ウィキペディアによると、オレンジ革命とは、2004年ウクライナ大統領選挙の結果に対しての抗議運動と、それに関する政治運動などの一連の事件のことで、選挙結果に対して抗議運動を行った野党支持者がオレンジをシンボルカラーとして、リボン、「ユシチェンコにイエス!」と書かれた旗、マフラーなどオレンジ色のものを使用した事からオレンジ革命と呼ばれるらしい。

 さて、続きであるが、ウクライナは天国みたいな土地と表現されていた。世界一の肥沃な土地である。ここはかつて旧ソ連が集団農場を経営していたところでもある。コルホーズ、ソホーズという地理で習った言葉が懐かしい。高校の教師がそれが盛んであり理想郷であるというので、存在すると考えていた、東京に行き、専門家の話を聞くと存在しない集団農場がたくさんあることを教えられて驚いたことを覚えている。その広大な土地に日本の木村さんという方が借用を申し出ていたが断られていた。実は、そのころイギリス企業のランドコム社という会社のリチャード・スピンクス社長が登場していた。土をなめて肥沃度を調べていたのが印象的だ。そして、広大な使われていない土地を地主からかり集めていた。何と東京都の半分の広さの土地を借りて穀物を作るという。そしてどこに売るかというと、アラブ首長国連邦やアジアでは日本と中国である。リ社長は言う。『高値を付けてくれるところに売るだけです。簡単なことです』と。これでは貧困層を抱える国には穀物は行かないのかも知れない。ウクライナは、相次ぐ犯罪、治安の悪さが欠点で、地元のマフィアから囲い込んだ施設を守るために会社は60人の傭兵を雇い24時間体制で巡回していた。

 そのような肥沃な土地には日本企業は進出が遅れている。どうも高度経済成長期のような覇気が失われているようにも感じられた。しかし、ウクライナを舞台にして色々な国の企業が進出している。イギリス、スイス、インド、カナダなどのようだ。表題のように穀物争奪戦である。番組は取引の様子を描いていた。ランドコム社が作った穀物を日本に売るという話を世界の穀物企業といわれるルイ・ドレイファス社とグレンコア社が聞きつけて日本に送る分を自分の会社に分けるように要求していた。そして高値を付ける会社に売るということになる。(つづく)

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月24日のブログは、「なぜ今「地球環境工学」か? (3)」です。地球環境工学の具体的な方策を挙げておられます。その方策の効果と逆効果についてお書きになっておられます。その技術の悪用もあり得るとしておられます。ベトナム戦争時代の人工雨のことも出ております。当時の枯れ葉剤の散布は結果が実に悲惨でした。次世代倫理を考えると大変なことです。
 ベトナム戦争に関する谷口雅春先生の御文章でいまだに覚えているのは、『アメリカは爆弾を落とさずに、人の役に立つ物資を北ベトナムに投下するとどんなにか北ベトナムの人々は喜ぶでしょう。そうすると戦争は終結する』というような意味のことをお書きになっておられました。北風よりも太陽を、でしょうか。叱責よりも讃嘆を増やすという日時計主義のお言葉であったと今思い出します。

*今日は五者会議があったが、チャリティー・コンサートの話が出た。谷口清超先生のお作りになった聖歌を中心に歌うというコンサートである。歌うには高度な音階があるが、聴くには実に深い味わいがある聖歌が多い。是非、実現したいものだ。

 中内 英生

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March.27.2009「アメリカ頼みの食④」

Photo_2 March.27.2009「アメリカ頼みの食④」
今日の歌::湯壺にて 生かされてあり 今日の吾

 食について考えている。NHKスペシャルでは「食物争奪戦」として先日の「アメリカ頼みの食」に続いて検討を加えている。”輸入大国日本の苦闘”というサブタイトルもある。
 ①中国・インドの爆食、②アメリカのバイオ燃料、③投機マネーの流入、④食糧増産が人口増に追いつかない基本構図。これがNHKの訴える現状である。

 大豆でみそを造るのが非常事態に陥っているという。栄える会の醤油を作っておられる方に聞いてみたが、日本の大豆を使っているので何ら問題はないという。しかし、出雲蕎麦の原料もほとんど外国産であると或るお店の人に聞いたが、実際はどうなのであろうか。データ的に知っている方がおられたら教えてください。当然、奥出雲のそば屋さんは地元産のそば粉でしょう。

 リーマンブラザーズの破綻で世界の金融の変化が始まった。シカゴの穀物商品取引所を何度か映像で見たが世界の値動きがここで決まるとしている。日本の大豆を使う会社は大豆を如何にして手に入れるかで躍起になっている。ハナマルキという日本の会社の現状を映像で報告していた。味噌にあった大豆を購入するのに営業マンが世界を飛び回っているようだ。そこにアメリカの農家の変化があった。バイオ燃料のために、大豆からトウモロコシに切り替える農家がアメリカに増えたらしい。しかも大豆は世界的に不足となってきている。
 外食をするとき、弁当や寿司の側には必ず小さな醤油の入れ物がある。少し使って残して行く人が多いのではないだろうか。私は、その残りを必ず家に持ち帰って使っている。これなども全国で一年間の捨てる醤油の量はものすごい量ではないだろうか。

 大豆は、北米はバイオ燃料化のために不安定である。中国からは出てこない。ブラジルなどの南米は安定供給ができるのだが、必ずしも日本が購入できる時代ではない。外国の買い手が大々的に入っているという。先日、観たNHKスペシャルでは、中国が鉄道までつくって大豆を購入することを報じていた。当然の事ながら、アマゾンの熱帯雨林をどんどんと切り開いてゆく。温暖化防止の最後の砦であるアマゾンの密林はどうなっていくのか。アマゾンを世界遺産に登録して破壊できないようには出来ないものだろうか。
  日本の会社が大豆調達のために世界を歩く姿が放映されていた。パラグアイのを取り寄せて見たが、不適格だった。品種改良には数年、2-3年かかるようだ。味噌に合うのは水分が多く、色が白いものがよいとされる。日本の営業マンは中国に飛んだ。黒竜江省の大豆を見たが実に良かった。しかし、日本で足りない大豆を、大豆が足りない中国で調達するのは中国政府が許可するかどうかが問題であるようだ。営業マンは、中国の港で大きな備蓄用のサイロを発見した。輸出用のサイロでないことは確かだった。それだけ中国は穀物を必要としている国に変化しているという。
 穀物を増やすには二つの方法がある。農地を増やすか収穫量を増やすかである。これが日本ではすぐにはできない状態にあるようだ。減反政策と若者の農業離れで帰ってきてくれない。現在、職がない人が農業を行うかというと、イエスと云う人は何人いるだろうか。
(つづく) 

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月23日のブログは、「なぜ今「地球環境工学」か? (2)」です。さまざまな
地球の平均気温に「4℃の上昇」が起こった場合の科学者のシミュレーションをご紹介しておられます。御文章で御確認ください。先生の御文章をCD(コンピュータ・グラフィックス)を使っての映像を見ることができれば、この御文章の訴えるすごさを実感できるのではないかと思います。総裁先生の御文章を映像に変換できるようになれば一般社会への訴える力もさらに強くなるのではないでしょうか。映像という面だけを考えると、アル・ゴアさんがパネルの写真を活用して講演した以上の効果が期待できるかも知れません。

*谷口雅春先生のご著書である『老子を現代に生かす』をお持ちの方で、教化部に奉納して頂ける方がありましたらご連絡ください。信徒の方で拝読したいという方がおられますので探しています。谷口雅宣先生が言われた「足を知る」ということがこの本の各所に書かれているからです。ヤフー古書で見ましたが、2月に一冊出ていたようですが、現在は出品されていませんでした。 
*今日は青年会の学習会に参加した。若い人々に真理をお伝えすることは実に喜びである。次代の生長の家を大いに盛りあげていただきたいと思う。

 中内 英生 

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March.26.2009「ジオ・エンジニアリング」

Photo_5 March.26.2009「ジオ・エンジニアリング」
今日の歌::風強し 窓開け見上げる 夜空かな

 総裁先生がお示しになられたこの言葉について、今日は小考してみたい。インター・ネットで調べてもウィキペディアでも探せなかったので、新しい言葉であるようである。また土木工事のような会社の名前にも使われていたのでかなりハード的なニュアンスがあるのかも知れない。さて、何とかそれらしき文章を探し当てた。

 『ジオ・エンジニアリング(Geo-Engineering)による地球温暖化の防止』とあった。
地球温暖化を止めるために、二酸化炭素を始めとする温室効果ガスを削減することは、もはや難しいという見方があるという。京都議定書においては米国と豪国が離脱し、カナダは京都議定書の目標達成を放棄し、さらに日本の目標達成は絶望的だとしている。さらに、中国などの発展途上国はポスト京都議定書において、削減義務を負うことはあるのかも怪しいと懐疑的な文章である。

しかし、一部の科学者は、このような状況になったとしても地球温暖化を防止可能であると考えている。その方法がジオ・エンジニアリングであるという。その考えは実に壮大であるように思えた。

 ジオ・エンジニアリングとは、地球環境の意図的な操作である。ジオ・エンジニアリングの具体的な例をいくつか挙げている。熱が出ると熱冷まし薬というような考え方であろうか。
①大気にSO2(二硫化硫黄)を注入することで、アルベドを高めることが可能である。これは、火山が噴火したことと同様の効果を持つという。過去に大規模な火山の噴火が起こった時は、同じ効果によって気温が下がっている。しかし、二硫化硫黄の生物への影響はどうであろうか。

②CCS(カーボン・キャプチャー・アンド・ストレージ)である。これは、火力発電所で発生するCO2を地中や海洋に注入することで、大気中にCO2を放出させない方法である。これは日本も行おうとしている。しかし、地震や自然災害で土中の二酸化炭素が次世代で噴出することはないだろうか。いわゆる世代間倫理の問題がある。

③最近ではNatureにおいて、ガイア仮説で有名なジェームス・ラブロック博士らが、海の中に巨大なパイプを敷設することで、藻類の成長力を高め、CO2の削減が可能であるとしているという。この考えは知らなかった。博士が色々な提言をしていることは聞いていたが。

 ジオ・エンジニアリングという地球温暖化対策は、一部で既に行われている。CCSや海洋に鉄を散布し、植物プランクトンを増加させるような対策は、既に行われているらしい。さらに、CCSをCDM(クリーン開発メカニズム)として認めるかどうかも議論されているという。

 このような動きには、反対もあるという。CCSには漏れの問題や、海洋での生物多様性保全の問題が指摘されているし、ラブロックの提案には早速反論がされている。また、大気中のSO2注入には旱魃との関係や、海洋酸性化の問題の解決にはならないという指摘されているという。壮大な考えであるが、それなりに可能性があるのだろう。しかし、何のためにこのような事態になったということを考えなくてはならないだろう。それは、総裁先生が既にお説きになっておられる。観世音菩薩の御教えとして、温暖化する地球、干魃にくるしむ大地、破壊される生物多様性などとなって、現れて教えを説き給うという考えである。そのお導きに、人類が人間中心主義の利己心を去ることを実行する以外に解決の道はないと考えられる。

 ジオ・エンジニアリングは人為起源の地球温暖化という地球環境の変化を、人為的な地球環境の操作によって解決しようとする危険な対策であるとここでは紹介されていた。多くの提案は省エネルギーや再生可能エネルギーの補完的な対策であるべきとされている。だが、現実には、ジオ・エンジニアリングの一部が有望な地球温暖化対策であり、真剣に検討すべきであると考えている科学者もいるらしい。

 省エネルギーや再生可能エネルギーの活用は一部で費用効果的であり、気候変動による影響と費用を比べると、割引率等の議論はあるが費用の方が安いという研究もあるとしている。ジオ・エンジニアリングを研究すること自体は否定されるべきではないし、温室効果ガス削減が間に合わない場合は、十分なコンセンサスを得て使用されるべきであると肯定的である。しかし、その前に行うことは、まだ多く残されている。
 確かに、まだ行うべき事があるだろう。島根教区でも、もっと身の回りでできることを信仰者として行わなくてはならないだろう。太陽光発電や風力発電など国に頼らなくてもできることは沢山ある。
 世界のボランティア活動にしても、マザー・テレサが出てくるまでは、「人助けは国が行うことである」との考えが強かった。しかし、彼女が出現して以来、一人一人の考えを変えて人を救おうという思いに世界の人々が変化した。人は変化するものである。きっと、私たちの運動もマザーテレサのように世界に影響を及ぼす段階まで来るに違いないと信ずる。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月22日のブログは、「速度を落とせ」です。滋賀教区の講習会のことを書いておられます。前回を一割強上回る受講者であったようです。体験談の粒ぞろいであったこと。聖歌隊の合唱の素晴らしさ。懇談会での中身のある意見交換などをお書きになっておられます。大変うれしい情報であります。島根の次回講習会は同様の状況になると思います。
 欲望を駆り立てての人間本位の方法と、良好な地球環境の維持とは両立できないと考えるので一部の政府の実施を遠回しに批判したことが書かれております。
 また、ホテルから見下ろした道路に「速度落とせ」と書かれているのが写真に納められております。かなり画素数が高いようです。その言葉と人類の生き方にたとえておられます。拝読ください。

*今日は所用があり、妻と三刀屋の道路を通った。見事な桜だった。朝はそれほどでも無かったのだが天気が良かったせいか夕方にはかなり開いていた。明後日の土曜には花見の人が出るのでは無かろうか。

 中内 英生

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March.25.2009「アメリカ頼みの食③」

Photo_3 March.25.2009「アメリカ頼みの食③」
今日の歌::雪は降る 山中のバス 遅からず 
*到着時間が決められているバスや公共交通機関は雪をものともせずに走ります。 

 日本の酪農をしている人の経営状態を紹介していた。穀物価格の上昇により、月200万円の費用がかさむと、悲鳴を挙げていた。酪農を止めるか続けるか、であるという。
 エルサルバドルでは、米作の農家を崩壊させたとしている。政府はそれまで農家を保護していた。しかし、市場開放が得策であると判断して農家の保護を廃止した。そして、農家は無くなったという。その結果、安いアメリカの穀物が大量に入ってきた。従って、その穀物に依存し、この度のような穀物価格高騰によって国民生活が圧迫されるようになったという。この国で穀物高騰のため穀物が食べられない妊婦さんが母乳が出ないというので赤ちゃんが栄養失調になっているのが写し出されていた。ここまで酷いのだろうか。

 反面、アメリカのアイオアの農家が写し出されていた。この農家の今年の収入は、1億6千万円だったという。かつてない豊かさを享受していた。
 アメリカは、日本での伊勢湾颱風以降の成功例を元に、穀物を世界に輸出し続けた。世界もその安い穀物に頼りつづけたという。穀物が安定的に安価な間は良いのだが、輸入に頼るのはリスクが大きすぎることをこの度の世界穀物価格高騰は教えてくれたことになる。

 食糧危機とは何なのであろうか。それは売る側と買う側の立場が逆転することである。パラダイムシフトと呼ばれる構造転換が行われたことだ。「買ってください」から、「売ってください」に変わってしまった。売り手側は高値を付ける者に売るということになる。そこには倫理も道徳もない。利潤追求の原理があるだけだ。従って、お金がない人々は、食べることができない事態が起こっている。最初は安い価格で攻撃的に売り出すことにより、買い手(国家)が付く。その後、農家の保護政策に資金をつぎ込むよりも安い輸入穀物が良いと云うことになり、農家の保護政策を止める。すると、農家が破綻する。その後に、売り手市場となり売り手が高値を付ける所にだけ売ることになる。そうして、食べられない人が出てくる。そういう流れのようだ。前回でも書いたように、中国・インドの爆食とアメリカのコーンベルトのトウモロコシのエタノール化による穀物価格の高騰と穀物不足が大きな原因であるようだ。

 穀物が不足していると価格が上がる。それを見込んで大量の資金が穀物市場に流入する。穀物が金融商品になりやすいようである。
 日本では、国産小麦を見直している群馬県の映像が映されていた。食の安全を願う人々は地元の小麦で作ったパンなどを購入している。この地域での小麦農家は20軒あったが5軒に減っていた。地産地消のそのような動きを形あるものにしなくてはならないとしている。
 エルサルバドルでも危機こそチャンスであるとして、大統領が先頭に立って自給率を高めようとしていた。日本でも、その動きが出て来て欲しいのだが…。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月21日のブログは、『なぜ今「地球環境工学」か?』です。
「ジオエンジニアリング」という言葉をご説明されております。「ジオ」は、「地球の」とか「地理に関する」という意味の接頭語です。先生がお使いになっておられる英和辞典にも英英辞典にもまだ掲載されていないそうです。私の英和と英英でも調べてみましたが、掲載されていませんでした。先生はこの言葉を「地球環境工学」と翻訳されております。
 また、既に、遺伝子工学に関しては問題があるとしておられますが、同様に、地球環境工学にも疑義をはさんでおられました。しかし、先生のお考えは、『New Scientist』を読んで以来変わったとしておられます。人類の犠牲を最小限にくい止めるために、科学技術を動員して地球環境の操作に、あるいは少なくともそういう技術の研究に着手すべしという議論が環境学者や気象学者の間で行われているといいます。
ここでのキーワードは「4℃の上昇」です。どのような世界が現れるのか。破断界という言葉を谷口清超先生はお使いになられましたが、後戻りができない所まで行くことです。その最悪の事態を予想しての科学者による解決策の模索のようであります。
 かつて『地球シミュレーション』というNHK番組がありましたが、温度上昇により、ハリケーンのような颱風が絶え間なく日本に襲って来るという。おそるべき世界の到来であるようです。

*今日は、生長の家松江道場の幹事会と評議員会があった。節約と人の出入りの増加とで少しずつ良くなってきているようです。うれしいことです。

 中内 英生

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March.24.2009「アメリカ頼みの食②」

Photo March.24.2009「アメリカ頼みの食②」
今日の歌::艶やかな 窓より見える 桃の花

 アメリカ政府というよりも、アメリカの農民に『売りさばく為に消費させよう』という戦略があったとしている。食物に関して大量生産、大量消費、大量廃棄という流通機構が日本にはあるが、その原型はそこにあるのかも知れない。アメリカにトウモロコシによるエタノールブームを作ったのはアメリカの農家だったと指摘している。エタノールを使用した自動車レースなどのイベントを行って盛りあげたりもしている。その流れが、さまざまな食に関する世界的問題を引き起こしたようだ。しかし、現在は、世界の食にありつけない人々は困っていても、アメリカの農家は大変、豊かになり喜んでいるという映像が出されていた。

 13億人の中国はトウモロコシの輸出国である。その中国にアメリカのトウモロコシを売り込んだ。それは、牛肉を食べる習慣をつけることでトウモロコシが中国で売れるようにしたらしい。この20年で中国の牛肉食が15倍に増えた。中国で売り込むために、中国では牛乳や肉食の習慣作りが行なわれている。おそらく日本ではもっとすごいのかも知れない。マグドナルドが日本に上陸したとき以来、日常的に牛肉を食べるようになって来た。私が子供の頃は、一週間に一度、カレーライスか、すき焼きに少し牛肉が入っていたくらいだ。お見事といってもよいくらいの戦略の成功事例であろう。逆に、アメリカ以外の国に於いては、他に依存すると自らの力が衰微するという生命界の法則の参考事例でありましょう。私たちも気をつけなければ!

 肉食の習慣作りで思い出すのは、ある靴メーカーの営業マンが、アフリカに靴を売りに行ったときのエピソードだ。営業マンは本社に電話した。『アフリカは靴は売れません。靴を履く習慣がないんです』その会社はアフリカから撤退した。別の靴メーカーの営業マンがアフリカに行った。そして、本社に連絡した。『アフリカはこれからたくさん靴が売れます。靴を履く習慣ができれば、たくさん売れるでしょう』と。これは、ある経済関係の本に掲載されていた話だ。要するに習慣をつけるのが戦略である。
 良い意味で云えば、イスラームの一日、五回の祈りの習慣や、日曜日には教会へ行く習慣や、神社へお一日参りをしたり、正月にお参りする習慣や、生長の家では朝夕の神想観と先祖供養の習慣、日時計日記をつけるなどの習慣があるだろう。

 さて、昨年は、トウモロコシが投機の材料になったという。それは、トウモロコシが不足すれば値段が上がるとして、世界の投資家がトウモロコシにお金をつぎ込んだのが値段高騰の原因の一つのようである。
 また、世界の肉食習慣作りには、日本が重大な役目を果たしたと指摘している。聞き捨てならない言葉だった。それは、アイゼンハワー大統領の時、日本は伊勢湾颱風に見舞われた。覚えているが、凄まじい被害だった。私の住んでいた土佐中村の四万十川や後川周辺の堤防は至る所で決壊していた。
 その時、アメリカは、「豚空輸作戦」として、トウモロコシと養豚用の豚を日本に送った。それを運んだのがアメリカ空軍だった。それまで、日本の養豚は残飯を食べさせていた。私の友人の家の豚は残飯を食べていたことを記憶している。しかし、それから豚は穀物を食べるようになった。その時以来、日本は世界最大の穀物輸入国になったとしている。その時から全国的に養豚が盛んになった。学校給食はアメリカ産のパン食となった。この日本での成功事例を基本にしてアメリカは穀物輸出の世界戦略を展開して行ったと番組は説明していた。
 牛の餌も安いアメリカ産の穀物を与えるようになった。そして、「外国のモノはよい」という考え方を植えつけられたとしている。確かに、子供の頃に、そのような会話を大人がしていたことを覚えている。

 アメリカの農家では、肉にしていたアメリカ水牛に穀物を食べさせて肉牛にした。本来、牛は穀物を食べるようにはなっていない。しかし穀物を食べさせると肉が軟らかくなり人間の肉食にとって良いと云うことになり、穀物を食べさせるようになった。
 日本の農家は、以前はそれほど牛は飼育していなかった。しかし、乳価が下がると多頭化せざるをえなくなったという。そして、現在の穀物の高騰により日本の酪農農家は悲鳴をあげていると報道されていた。

 肉食の習慣作りを行ったならば、非肉食の習慣作りも不可能では無かろうと思われる。生長の家で行われているノーミート食の誌友会での試みはそういう面から考えても実に素晴らしい運動である。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月20日のブログは、「誠実な“間借り人”として」です。
春分の日の「布教功労物故者追悼慰霊祭」のご挨拶を掲載されております。拝読ください。
死者は本当の意味では死者ではないことや死は霊界への生命の再生であると同時に、この世に残された者にとっては移行や継承が行われる時であるとされております。そして、
谷口清超先生の執務室のことが書かれています。清超先生がものを大切にしてお使いになっておられたことなどをご紹介されております。
 現総裁先生が今までお使いになっておられた執務室は、初代総裁谷口雅春先生のお部屋であることや、この度移られる総裁室は、「伝統の継承」を極めて具体的な形で実現しているとしておられます。
 また、私たちは、肉体をして次の交替の時までの”間借り人”にすぎないと御教示されております。
 本当の部屋、本当の家は実相世界にあるとしておられます。また、肉体は、「地上の一時期を使命遂行のために使う仮りの衣装」にすぎない、とお教えいただいております。
私は、最終行のお言葉に感動したしました。ブログにて拝読ください。
 ”今日お祀りした御霊さまは御教え宣布に人生を捧げられた私たちの大先輩であること。御霊さまの遺志を継いで、次の時代の後継者に真理宣布の志を伝えるとともに、この世に生あるかぎり誠実な“間借り人”としてベストを尽くし、人類光明化運動に邁進していきたい”との内容のお言葉であります。私たち信徒も、総裁先生の御心を我が心として、個人的には肉体関して、公的には公的立場に関して”誠実な間借り人”として生きて参りたいと存じます。
 今日のご挨拶のお言葉は、教化部で行われた春季慰霊祭にお出でになられました信徒の皆様に是非、お伝え申し上げたいお言葉であります。できればですが、インターネットを活用して、総裁先生のお言葉が島根教区でも同時に拝聴できれば極めてありがたいと思いますが、いかがなものでありましょうか。信徒の皆様は大いに喜びに包まれるのではなかろうかと存じます。

 中内 英生

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March.23.2009「アメリカ頼みの食①」

Photo March.23.2009「アメリカ頼みの食①」
今日の歌::庭に咲く 花の移ろい 美しき
*四季折々の花が咲いています。花は冬も咲き、わが庭は天国浄土です。このように考えてみますと、皆様のご自宅にも天国浄土があるのではないでしょうか?。

 「アメリカ頼みの”食”が破綻する」というNHKスペシャル(2008/10/18)であった。おどろくべき内容だった。そうだったのか!といったところか。現在も続いているが昨年の各種の値上がりの原因は、インドも含まれると思うが中国の爆食とブッシュさん主導のバイオエタノールに穀物が使用され始めたことに加えて、金融危機で投機マネーが穀物に流れ込んだことによるそうだ。基本的には、人口爆発といわれる人口増加に食物の増加が追いついていけないことが原因のようだ。そこで食品を買うことができない人々が増えているという。なぜ、そのような事態に立ち至ったのであろうか。出雲ではそこまでは行っていない。戦前の世界恐慌以来であると言われてはいるが、日本で身売りがあるわけではないので実質的にはそこまでは至っていないのだろう。しかし、私たち国際平和信仰運動を担当する者にとっては、事態を観察するのは日本だけではいけない。

 現在、アメリカは世界のトウモロコシの半分を生産している。小麦は三割の生産。昨年は多くの国々で穀物が暴騰した。牛肉1㎏を11㎏のトウモロコシが必要である。その肉食をアメリカが世界に奨励してきたことが歴史的にあるとしている。しかも、その元は、アメリカの農家での大量生産による安値で余った穀物を如何にして世界に売り出すかの戦略を政府と一緒に、日本の農協のような団体が世界戦略を行った結果であるという内容のようだった。しかし、安い穀物を世界が受け入れたことも事実である。日本を含めて、世界中がその戦略に嵌ったということらしい。アメリカばかりが悪いと云うことではなく、楽をすることを選んだ輸入国にも原因があるとしている。その結果、自国での農業生産は衰退し、世界はアメリカの穀物頼みの状態となったようだ。

 では、日本で作ればよいということになるかも知れないが、農家に残っているのは、老人と子供だけで労働力となる若者が以内のが現状であるらしい。しかし危機はチャンスなので、この出来事を通して日本は、アメリカやオーストラリア依存から脱却することをNHKは提言していた。結論をいうと、「お米パワー」を復活させることらしい。現在は、お米を粉にする技術が開発されているので、米を何にでも応用できるようになっている。小麦の代用ができるらしい。これが二回に亘り、番組があった結論のようだ。できる限り地産地消に徹することだろう。外国産を輸入することはフードマリレージの二酸化炭素排出の問題もある。

 米国の穀物メジャーと言われる団体は、現在ではターギーという会社が第一位、AGMという会社が第二位、CHSという農協のような団体が第三位のようである。何をやっても桁が違う。一つの船で輸出するのに、満載すると10億円の穀物であるらしい。
米国の会社が、余っているので「買ってください」というお願いする状態から、現在は、世界中に穀物がない状態なので、買い手が「売ってください」という状態になっている。だから、会社の方針は単純明快である。世界で一番高値をつけてくれる相手にだけに売るという。確かに分かりやすいが、お金がない人々には穀物が回らないこともよく分かる。少なくとも倫理的商法ではないだろう。

 牛乳にしても30年間値上がりがしながったが、値上がりしつつあるという。エジプトの例が出ていた。エジプトは7500万人の人口のようだが、鶏肉は2倍になり、卵は3倍の値段がついている。日本ではまだまだ大丈夫かも知れないが、発展途上国での大変さが番組では感じられた。(続く)

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月19日のブログは、「ブラジル全土で“ネット研修会”」です。負け惜しみをいうと、島根が一番初めに行いたかったのだが、残念ながらブラジルに先を越されてしまったようだ。教化部での地方講師・光明実践委員研修会を隠岐の島で受信しようと考えて、調査したところ、隠岐の島の信徒さんのインターネットはこれからのようだ。これができると隠岐の島での光明化運動環境がやや整うのだが、自らが汗を流さなくてはならないと考え直した。今回の地方講師研修会ではスカイプを活用して、映像と音声をとばせることが確認できたので、次回は益田市などで、出雲市の教化部で行われる地方講師研修会を受信したいと予定している。島根の信徒さんのインターネット環境は徐々に整えるとして、まず総裁先生のブログを読んでいただくのに、携帯電話を活用することを進めたいと考えている。しかし、パケットの契約をうまく行い、必要に応じて解約し直すと云うことをしないと高額の料金を請求されるそうだ。幸いにして島根は、ドコモに務めている専門家がいるので、この点は検討しながら強力に進めたいと考えている。
  総裁先生は、最後の御文章に、「日本の“炭素ゼロ”に向けた運動にも、大いに参考になる試みである」とブラジルのネット研修会について、ご教示されているので、島根でも大いに進めていきたいと思う。

*今日はよい天気です。

 中内 英生

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March.22.2009「総裁先生のご著書を電子本に!」

Photo_5 March.22.2009「総裁先生のご著書を電子本に!」
今日の歌::朝寒し 小鳥はふるえ 春を待つ
*19日はとても暖かかったのですが、次の日はどういうことでしょうか。寒かったです。

 ソニーは3月18日、米グーグルがインターネットで提供する書籍50万冊について、自社の電子書籍端末でよめるようにしたと発表したという。ソニーの端末は私は残念ながらもっていないが、書店で見る限りなかなか良いようだ。電子書籍事業はネット小売り最大手企業による主導権あらそいが激しくなりそうだとしている。日経新聞(2009/3/20)からの情報である。

 ソニーが運営する書籍データの配信サイトを通じ、著作権の切れた古典などを無料でリーダー(読むための画面のこと)にダウンロードして読むことができるという。これはすごいことだ。対象は米国とカナダである。サイトで配信する書籍は有料の新刊本などを合わせて60万冊になるらしい。コンテンツの大幅拡充で端末の販売増などを狙うとしている。アマゾンの配信書籍数は現在、24万5千冊だ。

 グーグルが手がける書籍検索サービスではネット上で書籍が読めるが、パソコンや一部の携帯電話での利用が中心だったようだ。画面表示が印刷物に近いなど利便性の高い電子書籍端末への対応でサービスへの認知度を高めるとしている。ソニー、グーグル間での対価支払いなど契約の詳細は明らかにしていないそうだ。
 IT機器や家電の販売不振が続く米国でも電子書籍市場は拡大しているという。ソニーのリーダーは1月末までに米欧で累計40万台を出荷したという。書籍データも配信総数が北米で400万件に達しているらしい。

 島根の皆様、これを読まれて如何、お考えでしょうか。総裁先生のご著書を日本語と英語の電子本にして世界に配信して、国際平和信仰運動を推進していくことは、新たな大きな進歩になると思いますが如何でしょうか?。自分が利用する為にだけではなく、電子本端末を活用している人に真理をお伝えする為です。そう考えるのは私だけではない筈です。島根の信徒の皆様も御同様ではないでしょうか。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月18日のブログは、「透明性の魅力」です。ペットボトルの透明性の魅力を述べておられます。また「透明性」は人格や政治、企業経営の透明性にも通じるとしておられます。”「ウソをつかない」とか「約束を守る」という徳目も、透明性と関係があるに違いない”、とご教示いただいております。

 最近のペットボトルは如何でしょうか。再利用すれば問題ないですが、放置すれば環境ホルモンとの関係も考えられる物質ではあります。しかし、このブログでは、「透明性」に焦点を合わせてご教示いただいております。私は情報を持っていませんが、環境に負荷を与えないペットボトルも既に出ているのではないでしょうか。

 中内 英生

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March.21.2009「オバマ政権のES細胞研究②」

Photo_4 March.21.2009「オバマ政権のES細胞研究②」
今日の歌::いとやさし 目覚めの音は 外の雨

 昨日の続きである。ES細胞とiPS細胞との比較を行っているので、参考情報として確認されたい。
①ES細胞は正式名称は、胚性幹細胞。iPS細胞は、人工多能性幹細胞である。
②ES細胞の作り方は、受精卵から約5日経過した細胞をもとに培養する。(従ってヒトの死を意味する破壊には倫理的問題があるとされる)iPS細胞は、皮膚などの体細胞に3-4個の遺伝子を導入する。
③ES細胞の特徴は、倫理的ハードルが高い。また患者自身の細胞でないので拒絶反応が起きやすい。iPS細胞は、倫理的ハードルが低い。そして患者自身の細胞のため拒絶反応が起きにくい。
④細胞作製時期であるが、ES細胞はマウスに於いては、1981年英研究チームが作製した。また、同じくマウスでは、iPS細胞を2006年京大・山中研究チームが作製している。
ヒトでは、ES細胞を1998年米研究チームが作製した。iPS細胞は、2007年京大山中研究チームと米研究チームがほぼ同時期に作製している。
⑤治療への応用状況であるが、ES細胞はは米ベンチャー企業が今夏い脊髄損傷の患者で臨床試験を計画している。また、iPS細胞では、マウスの実験で心臓病や脊髄損傷の効果が確認されているようだ。

 以上であるが、基礎情報をもとにして総裁先生の御文章を再読してみよう。御教えを受けておられる島根の読者にはより深く、御文章の意味を理解させていただくことができると考えられる。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月17日のブログは、「本は不況に強いのか?」です。電子本の普及で紙製の本が減少しつつあるというものも、フランスでは増加しているとの『ヘラルド・トリビューン』紙の情報をお伝えしておられます。
 理由は、色々の説があるようです。新型テレビやゲーム機器に比べて安価な代替え品であるとか、失業者の増加で読書時間を持てる人が増えたとか、過剰な労働をした人が、読書でものを考えるようになったとか、過酷な現実と直面した人が名作の中に逃げ込んでいるとか…。
 不況で倒産した出版社やタバコ一箱の金額で本を提供するというペンギン・ブックスのこともご紹介されています。また、ジョン・ガルブレイスの名著『大恐慌--1929年』の売上がすごいそうです。従って、「この不況下にあってこそ、人々が求める本を出すことが出版社の命運を決めることになる」とお教えいただいております。出版社はニーズに適応するという商いの原則を忠実に実践する以外にないようです。

*読書という意味では電子本は、これから新しい分野でありましょう。しかし、本を新たに書くという人々とっては、紙本は必要であろうとも考えられます。目から来る印象は強いものがあります。例えば聖典類でも、常に携帯している聖典があるので、目に付くたびに一行でも拝読します。電子本ではかなり意識しないとそこまでする人がいるかどうかは分かりません。既に存在している以上、両方に必要性があると考えられます。

   中内 英生

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March.20.2009「オバマ政権のES細胞研究」

Photo_3 March.20.2009「オバマ政権のES細胞研究」
今日の歌::日々の糧 天の恵みを 吾は受け

 先日、谷口雅宣先生のブログで、米のES細胞研究に関するご見解がご教示されていた。日経新聞(2009/3/16)には、「米、ES細胞研究に政府予算」という見出しで「iPS進展に不可欠」とのQandAの纏まった文章が掲載されていた。先生の御文章をより一層理解する周辺知識としてご紹介しておきたい。

 オバマ米大統領が連邦政府予算による胚性幹細胞研究への支援を全面解禁し、米国の再生医療研究が勢いづくとの見方が強まっているとしている。
 京都大学の山中伸弥教授の手によってiPS細胞(新型万能細胞)が登場した今、受精卵を壊して作るES細胞研究がなぜ重要なのかをまとめている。これは正しいというのではなく、現時点に於ける米国の考え方である。

①ES細胞とiPS細胞との共通点と違いは何か?。
人間の体は200種類の細胞が60兆個集まってできているが、最初は一個の受精卵から始まるのである。分裂と増殖をくり返し、神経や皮膚など様々な細胞に育っていくが、この万能性という能力をES細胞は持っている。一度できた細胞株を培養すれば無限に増える点も共通している。
 一番の違いはものになる細胞である。ES細胞は受精卵が5日ほど育った状態の細胞から作る。iPS細胞は皮膚細胞などに3ー4個の遺伝子を導入して作る。皮膚細胞のようにある細胞に成長した細胞には本来、万能性はないが、iPS細胞では導入遺伝子の力を借りていわば時計の針を巻き戻す。初期化と呼ばれるが、どうしてこの不思議な現象が起きるのかは分かっていないと云う。

②iPS細胞があるのに、倫理的に問題のあるES細胞がなぜ必要なのか?。
iPS細胞に万能性がある点はほぼ間違いないが、「どんな細胞にもなる力はES細胞には劣るだろう」(山中研究室の高橋和利京大助教)との説もある。また、マウスの実験でiPS細胞由来の細胞を移植すると、一年間で約6割のマウスに腫瘍ができたという。将来の病気治療への応用を考えると、iPS細胞は現状のままではリスクが高いことになる。 研究実績の差も歴然としている。ヒトのES細胞が初めて作製されたのが1998年である。ブッシュ前政権時代も米国では民間や州政府予算で研究は進められている。中辻憲夫京大教授は、「ES細胞研究は10年の蓄積がある。特定組織に誘導する技術などのノウハウはiPS細胞にそのまま適用できる」としており、iPS細胞研究を迅速に進める上でも欠かせないと強調している。山中教授も共同研究の米研究所などが作製したES細胞を使って、国内でES細胞研究をする準備を進めているらしい。

③米国の方針転換が研究競争に与える影響はどうか?国内の研究者が「日本は立ち後れている」と危機感を募らせるのは何故か?
日本発のヒトのES細胞研究論文数は世界の約2%である。米国は40%。中国、韓国も日本より多いという。ES細胞研究を始めるのに、日本は研究機関と国の二重審査があり、半年から一年近くかかる。海外は一ヶ月で済むという。日本だけハードルが高ければES細胞研究だけでなく、iPS細胞研究でも後れをとりかねないとしている。

これが、現状の考え方のようだ。しかし、生長の家はES細胞研究は倫理性の問題に於いて容認していない。世界が正しいとするので正しいという考え方は問題がある。優生保護法の問題でも、そうだったのではなかろうか。
  
【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月16日のブログは、「裁判員として“罪”をどうするか?」です。この問題は、私は今まで考えていなかったので大変参考になりました。15日の講習会での質問への御回答である。現象と実相の関係のある質問であるようだ。宗教上の罪と法律上の罪との違いをお説きになっておられます。
 5月から始まる裁判員制度は、法律的罪を裁くのであり、宗教上、道徳上の罪を裁くのではないということです。法律に照らして罰則を適用するだけのことであるとしておられます。「人間本来罪無し」というのは、法律的に言うのではなく、「本来」の意味に於いて罪はないということである。この違いをご教示されております。信徒さんからあるいは質問される可能性がありますので、地方講師の方は今日の先生の御文章は必読です。

*今日から練成会が始まります。

 中内 英生

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March.19.2009「三界とは?」

March.19.2009「三界とは?」
今日の歌::花の名は むらさきれんぎく 咲き誇れ

 今日は、「三界唯心所現」の三界についての情報です。ある方から質問があり、それなりにお答えしたのでしたが、念のためI地方講師に調べていただきました。ご質問の方にこのブログでお答えいたしたいと思います。

 『新版真理第9巻』に詳しく説明があります。聖典を調べると云うことは実にPhoto_3 重要な行為なのです。それは、「文証」というのであると、故T先輩から教えていただいておりました。従って、聖典及び谷口雅宣先生の御文章、谷口純子先生の御文章を拝読していくことは私たち信仰者にとっては何よりも大切なことなのです。勿論、それ以外の一般の本にこのように書かれていたと言っても、私たちにとっては文証とはなり得ません。また、中心部分の真理は同じでも、周辺部分の真理は当然のことながら、現在の総裁先生のお言葉からお教えいただくことは当然であります。原理主義に陥らないことが必要でありましょう。

  『生命の實相』頭注版第17巻(92頁)には、三界について分かりやすく書かれています。

三界(欲界、色界、無色界)つまり自分をとりまいているこの世の中の苦楽・哀歓などはこれすべて自分の心の現れに過ぎないということ。

総じて現象世界ということでありましょう。もう一つ、『新版真理第9巻』(52頁)にも書かれています。

 三界とは、欲界、色界、無色界の三つの世界で、我々が生まれかわる現象世界をひっくるめて言った言葉であります。
欲界とは、ほしい、ほしいの欲念の世界。
色界とは、欲念が欲界の生物ほどつよくないがまだ形あるものをほしがる性質があるので、形ある霊体をもって生まれる天人の世界。
無色界とは、欲念がいよいようすれて形あるものに全然執着がなくなり、したがって形ある体なくして自在の境地にある世界。

ここの御文章が一番詳しいようです。もう一つの文証ですが、先祖供養祭でよく活用させていただく、『新版人生を支配する先祖供養』P.14)に書かれています。

 「三途の川」の三途とは肉体死後の霊魂の行くべき“三つの途”である。それは普通、地獄道、餓鬼道、畜生道の三つの道のこと、即ち“三悪道”のことだと解せられているが、私(谷口雅春先生のことです)はそのようには解しないのである。欲界、色界、無色界の三界だと解したい。何故なら人間はみんな三途の川を渡って、地獄道か、餓鬼道か、畜生道に堕ちて行くより仕方がないのだったら救われようがないからである。もっと立派な天国的な浄土に落ちつく霊魂もあって好い筈である。

『真理』のご教示が一番分かりやすいのでしょうか。島根の信徒の皆様、どうぞそれぞれの聖典で御確認ください。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月15日のブログは、「東京の皆さん、ありがとう!」です。15日に行われた東京第一教区の講習会について感謝のお言葉をお述べになっておられます。また、
フリージアの花を描いておられます。先生の絵筆のタッチは実に花の心の核心を得て精細でありますので、少しでも真似ることができればと思います。「観ることは信ずることである」という言葉があるが、「見る、心に描く、絵に描く、深くいのちを礼拝する」ということになるのでありましょう。自由版『日時計日記』をご使用になっておられます。島根はまだでしょうか。
 花の名前についてのご紹介もしておられます。

*『宇宙クリーンウォーカー』これは実際に宇宙を歩くのではないが、ロボット衛星による宇宙ゴミ掃除として、宇宙航空研究開発機構は、運用を終えた人工衛星やロケットの残骸、破片からなる「宇宙ゴミ」をロボット衛星を使って取り除く技術を開発したとしている。これは、専用のアームで宇宙ゴミを掴み、数㌔まで伸びる導電性のひもをとりつける。ひもでごみを引っ張りながら地球の磁気圏を周回する。ひもにかかる電磁力がブレーキとなり、速度が落ち、大気圏に落下して燃え尽きる仕組みであるとしている。日経新聞(2009/3/16)からの情報である。これは、生長の家相愛会で行っているクリーンウフォーキングの宇宙版であろう。

 中内 英生

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March.18.2009「女性の美しさとは何か?」

Photo_2 March.18.2009「女性の美しさとは何か?」
今日の歌::菜の花と 野鳥の群と 青い空
(体に心地よい季節となりました)。
 
 2006年には、準ミス・ユニバースとして知花くららさんが選ばれ、2007年のミスユニバースとして森理世さんが世界一に輝いている。森理世さんのことはかつてこのブログで書いた記憶がある。一人の人が世界一に輝くときには、その人を育てることに専念する影の黒子が必ずいるものだ。日本代表ディレクターでイネス・リグロンさんという方が二人を育てたという番組がNHKスペシャル(2008/9/22)で放映された。彼女の女性美に対する考えが生長の家の御教えと完全に合致しているかどうかは分からないが、興味を引く魅力的な意見ではある。

『何をするか。他人から言われるのを止めなさい。』(理性主義である)
『決めるのはあなた自身よ。』(りりしさもある。既に放映は終了したが篤姫さまという方のドラマがあった。蒼井さんの華やかさが全面に出されていたが、篤姫さまはものすごい烈婦だったようだ。勝海舟をして言わしめている。そういう日本女性もいる。サムライという言葉がイネスさんから出る由縁もあるようだ)。
『自分の意見をしっかり持っている女性。内面に宿る自信が美しさとなって現れる。』
『日本の女性たちは、みんな美しい顔立ちや長い足を欲しがります。でもそれは男性から見た女性美です。私は美しいとは思いません。日本の女性はサムライのような内面の強さを持っています。その個性を引き出せばもっと美しくなります。』

 イネスさんは一人の女性の歩き方を指導していたが、なかなか厳しい。指導を受けている若い女性は厳しさに涙していた。人の視線を釘付けにして放さないような女性のイキイキとした歩き方をするように指導していた。歩き方一つにしての訓練がいるようだ。
 私の故T先輩が、いつも言っていたことを思い出す。『男は背筋を伸ばして胸を張れ。どんなに寒くてもズボンには手を入れるな』と。

 理想の女性美に対する考え方は、各国のディレクターによって異なるようだ。ベネズエラの代表ディレクターのオスメル・ソウソさんは美の皇帝と言われているらしい。彼は言う。
『内面の美しさなど存在しません。世界大会で優勝するために必要なのは、第一に見た目のインパクトです。周囲の目を釘付けにする完璧な笑顔とプロポーションで優勝を狙う』というのです。プロポーションは、これも努力なのかも知れません。欲望の赴くままに食べていては成立は難しいでしょう。例えば歩き方でも、プロの走りの選手は実に美しい走り方をします。無駄のない機能的な動きは美しいと人間の目は感じるようです。

 女性の美しさとは一体何なのでありましょうか。御教えでは、「愛」や「やさしさ」や「純潔」などを基調に教えられています。島根が素晴らしいと思うのは、かつて「花嫁練成会」という行事が行われ、生長の家の女性の素晴らしさを学んでおられたようです。偶然ですが、私が若い頃に島根県教化部に参りましたら、萩野先生といわれる方が、花嫁練成会のご指導をしておられました。
  しかし、女性の美しさとは何なのでありましょうか。顔立ち、プロポーション、それとも別の何かでしょうか。世界一の美女を作り上げるために、各国のディレクターさんたちは自分の信ずる美しさを追求し続けているようです。
  聖典には、「若いときには若い美しさがある。年齢を重ねるとその皺の中に別の美しさが現れる」という意味のお言葉がありますが、私の年齢になって参りますと、分かるような気がいたします。

 現在のベトナムのホーチミン市は国民所得はかつての3倍に増えている。NHKは昨年の6月22日から1ヶ月間のミスユニバースのショーをカメラで追っていた。『仲良きことは美しきかな』という武者小路実篤の言葉が実感されます。高校生の頃に見た、ベトナム戦争で子供たちが機銃掃射で追われている映像や、枯れ葉剤での映像やが夢のようです。当時の、谷口雅春先生の御文章を色々と思い出し、懐かしく思います。

 日本版のミスユニバースの美馬ひろ子さんもでていた。イネスさんは「五年後の自分」という文章を応募者に書いてもらったところ、美馬さんが一番良かったそうだ。それは、自分がミスユニバースになることを想定して、将来の自分を文章にしたものだったようだ。
美馬さんは言う。『森理世さんは、同じ年齢なので、自分でもできると思った。彼女を越えたい』と。それに対して、イネスさんは、『美馬さんは、世界一になる』という強い意思を評価していた。やはり、三界は唯心の所現であるようです。

ミスユニバースは一時、流行したが、「女性美に差を付けるのはおかしい」というアメリカの女性運動が起こり衰微した。その後、ドナルド・トランプというアメリカの不動産王が「ミスユニバース」の制度をビジネスとして発展させ、女性も楽しめるものにした、というのが現在まで続いているようだ。

 最後に、イネスさんの言葉を掲げよう。
『日本では、完璧な肌、顔、ぱっちりとした目でなければならないというように、女性が追いつめられている。これは雑誌の影響です。とても悲しいことです。あるがままの自分を受け入れ、努力して、とてもユニークな点を伸ばして行くべきです』と。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月14日のブログは、「『日時計日記』に自由版できる」です。島根にはまだ到着していないようです。男性にとっては便利でもあり、また御文章やリボンのしおりなどもついているようです。期待したいと思います。色々な用途に使えるようです。入手したら工夫してみましょう。

*今日は、松江の先祖供養祭に行って来た。いつもより多くて56名の方々がお出でになっておられたようだ。この行事の特徴は、約1時間少し御祭があり、体験談を10分間行い、その後30分間ほど『人生を支配する先祖供養』をテキストにして、先祖供養の連続講話を行うようになっている。先祖供養を正しく把握するためにこの本は欠かせない。また、隠岐の島から3名の方が先祖供養祭の研修に来ておられた。松江の方々と隠岐の方々が会うのは久しぶりのようである。それだけ海を隔てると云うことは大変なことである。隠岐の島の方は松江の方を「内地」と呼ぶそうだ。

 中内 英生

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March.17.2009「月と地球」

Photo_2 March.17.2009「月と地球」
今日の歌::今宵もか 月を見上げて 感謝する

 晴れた夜には、たいてい月が昇っている。ただ見れば単なる「月」である。しかし、月の満ち欠けと出産、珊瑚の卵放出、ある蟹の産卵など、地球生物と月との関係は深いようだ。NHKスペシャル(2008/10/13)では、探査機かぐやからの情報を元にしてさまざまな研究がなされていることを知った。
 月のうさぎ模様も、月の表だけの現象である。それは、地球生成46億年前の巨大天体の衝突であるジャイアントインパクト以来の出来事からだそうだ。うまく説明できないが。

 それから6億年経った40億年前は地球はほとんど海だった。そこへ隕石(鉄)が地球の海に降り注いだ。そこで地球の海に既にあった炭素、水、アンモニアに隕石の鉄が降り注いで、生命現象のもとであるアミノ酸が誕生したのだという。

 地球と月とが誕生した頃、月にも水があったらしい。それが月にある「オレンジソイル」という物質で、現在も水が含まれていることが判明している。しかし、月は小さいので重力も小さい。従って、水分は宇宙に拡散していったらしい。それで目で見える姿では月に水は無い。

 月と地球は40億年前にその違いが決定されたという。月は地球のようにはなれなかった。しかし、月があると地球の自転軸が安定する。だから地球生命のとって月は欠かせないらしい。もしも月がなくなるとどうなるか。地球の気候が不安定になる。自転が早くなり、強風が吹き荒れて、現在の地球生物は生きておられない環境となる。
 また、月がないと、自転軸も大きくずれてしまうらしい。夏と冬の気温の差が現在よりもずっと大きくなる。要するに、生物が生きられなくなるのだ。

  もし、月が地球と同じくらいの大きさなら、おそらく月は地球の周りを現在のように回ることはなかろう。そうすれば現在のような地球の気候は無い。従って、生命現象はないことになる。3月1日の今日の天気にしても、宇宙の奇蹟としての現象ではないだろうか。日常生活の中に奇蹟を見出すという日時計主義にしても、真実これは奇蹟といえる現象のようである。番組を拝見してその思いを深くした。

 月は、青い星とはなることはできなかったが、地球上の生命を近くで見守り続けてきたということである。「地球あっての月であり、月あっての地球」であるということになるらしい。
 しかし、この番組を見るまで、こんなに月が重要な役目があるとは知らなかった。私たちの人間関係でも、そんな人がいるのではないだろうか、と思いを巡らした。島根の信徒の皆様も思いを巡らしては如何でしょうか。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月13日のブログは、「米でES細胞の研究が拡大」です。島根教区でも毎日、先生のブログを拝読する人が徐々に増えてきていることをうれしく思います。しかし、パソコンの無い人は、携帯でも拝読できるようですので、パケット契約を研究して毎日見ることができるようにしていただきたいものです。今後は、この方式を進めて参りたいと存じます。
 さて、今日は、ES細胞関係です。かなり込み入った御論考ですので、本文をご覧下さい。生長の家の結論は、総裁先生のお言葉「 私は、受精卵を使わない前者(iPS細胞)の研究は条件付きで支持するが、ES細胞研究には反対の立場を崩すつもりはない」であります。このことを念頭に入れて、ES細胞に関する御教えをお伝えいたしましょう。

*今日は、松江の誌友会の後、月照寺にお参りした。歴代の藩主のお墓がある。見学料というのがあったので少し驚いた。藩主の中で、不昧公という方が有名である。県立美術館の常設展でも不昧公お抱えの絵師が描いたという絵が展示されていた。今回のフランス絵画展や足立美術館でもその流れにあるのかも知れない。感謝限りなし。松江道場に行くと美味しいお抹茶をいただく。これもまた不昧公がお茶を奨励してくれたお陰であると考えられる。ミニ金沢のような雰囲気があり、自分の気持に充分に合致する。

*読者の皆様に感謝したいのは、過去1ヶ月間に平均30人以上の方々が読んでくださっていることです。いつもコメントをくださる桜森人さんには感謝しています。それから出雲筍さんが、文章の間違いや変換ミスがあったときにはお電話くださることです。感謝しております。これからもがんばって書かせていただきますのでどうぞ宜しくご指導ご鞭撻をお願い致します。

 中内 英生

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March.16.2009「行動する信仰者となろう」

Photo March.16.2009「行動する信仰者となろう」
今日の歌::手の上の 黄色き果実は ミカンなり

 次の文章は、4月の『大和島根』に掲載予定の文章です。前もってブログにて掲載いたします。

   ”行動する信仰者となろう”

 神の子の皆様、有り難うございます。
生長の家の御教えには、「人間は神の子である」という中心的な真理があります。
その他に、「三界唯心所現」とか、「万教帰一」という核になるみ教えがあります。最初に書いた言葉は、「唯神実相哲学」と申しまして最も重要な教えです。さて、島根の信徒の皆様は、すでに真理を学び、お悟りになり、御実践しておられると思います。

 まず、聖典を拝読するなどして真理を学び、そして知ることが大切です。それを「覚仏」になると申します。それで終わりかと申しますと、決してそうではありません。真理は行じなければならないのです。行ずる仏を「行仏」と申します。覚仏から行仏への移行が必要です。中国の言葉で知行合一という言葉もあるようです。
 生長の家では、三正行と申しまして、聖典等の読誦によって、真理を知り、神想観によって、自覚を深め、愛行によって、自分自身で体得するという信仰の定石とでもいうべき方法があります。生長の家総裁先生と白鳩会総裁先生から常々お教えいただいていることであります。

 さらに、教区では二年に一回、講習会があります。この講習会にお出でになってくださった方々への不断のお声掛け、愛行を行っておられると思いますが、如何でしょうか。昨年、講習会にお誘いした方が、出雲の会場まで来てくださいました。真理を学ぼうという思いが無ければお出でにならなかったでしょう。私たちはその真心の行動に対して、誌友会へのお誘いや普及誌購読のお誘いや幸福の特別切符である聖使命会員へのご入会などのお誘いをしてくださっておられると思います。そのような島根教区信徒さんは「行動する信仰者」とも云うべき人であります。

 私は、講習会終了後に、たくさんの方々のその後の参加された方々への取り組みを耳にしました。さすがは島根の信徒さんであると思いました。さて今月から、新年度であります。来年度からさまざまな面での本部のご方針とご指導による変化があります。それに島根教区の皆様が的確に対応できますように、全力で準備を進めたいと考えております。

 新年度は、各地で先祖供養祭が盛んになるのではないかと予想しております。そして、見真会も何回か予定されています。それと同時に、地方講師受験を目指す方々も増加するのではないかと予想しております。地方講師の方々が誕生すれば、新しい方々への伝道が開始されます。大変に素晴らしいことです。また神性表現の一方法として、絵封筒や絵手紙展も行いたいですし、また谷口清超先生がお作りになられました聖歌をじっくりとお聞きいただく機会ができれば尚のこと素晴らしいことになると考えております。

  そして、それらから得たエネルギーが、皆様が開催しておられる誌友会に凝縮できることを念願しております。その喜びと魅力が新人を誌友会に呼び込むことになりましょう。地元誌友会の活性化、そこからこそ御教えの発展があるのです。
どうぞ、皆様、各行事を楽しみにし、かつまた常に毎月の『地元誌友会の活性化』を図りつつ、工夫をしつつご協力をお願いいたします。

 中内 英生

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March.15.2009「原子力発電の世代間倫理」

March.15.2009「原子力発電の世代間倫理」
今日の歌::喜びは ひとつ歩いて 噛みしめる Photo

 日本で原子力発電所が運転を始めてから40年以上が過ぎた。廃炉した原発の解体が本格的に始まっているという。解体は安全性に考慮しながら進めるため、多くの費用や時間がかかるらしい。今後訪れるであろう原発の大量廃炉時代を控えて、放射性廃棄物の処理など残された課題は多いとしている。これは、日経新聞(2009/3/9)からである。

 原発の廃炉は巨大な工事である。廃炉する老朽原発を挙げると。1966年運転開始の東海原発。1970年運転開始の敦賀1号機。1976年~78年運転開始の浜岡1,2号機。1979年運転開始の新型転換炉「ふげん」がある。
 新聞の写真には、茨城県東海村の東海原発を写していたが、ここには若い頃一度見学に行った記憶がある。時間が自由な時代での体験だ。

 ①熱交換器の撤去、②燃料取替機器の撤去、③ボイラーなどの撤去、④給水ポンプの撤去、⑤原子炉圧力容器の撤去、⑥使用済み燃料プールの排水、などが主要な撤去事項である。
 東海原発は、解体後の廃棄物は、19万2400㌧であり、そのうち低レベルの放射性廃棄物2万3500㌧は地中に埋める。その他の廃棄物16万8900㌧は一般の解体廃棄物となるという。

  なかなかもってすごい量だが、それ以上に残留放射性物質の完全処理が重要である。廃炉にかかる費用だが、大きさや形態によって変わるが、東海原発の廃炉費用は885億円。このうち解体費が347億円、残りの538億円が廃棄物の処理処分費である。二酸化炭素を出さないということでは良いのだが、処理費用や残留放射性物質の処理などを考えると賛成しかねるということになる。具体的にこの数字は知らなかったが、生長の家では世代間倫理の問題を問うている。従って、自然エネルギー開発を急ぎ、それで賄うことこそ他を犯さない倫理的エネルギーであると考えられる。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月12日のブログは、「電子写真立て」です。
デジタル・フォトフレーム(電子写真立て)をお求めになられたそうです。私も欲しいのですが、まだ購入しておりません。出雲のデオデオやヤマダ電気では種類が少ないので私自身が満足できるのをまだ見つけていないようです。そのうちに出会いがあるでしょう。スライド・ショーを見ていると、さまざまな思い出がよぎります。ムービーとはひと味違いましてこれもまた、写真に感動します。もちろん、感動したから撮影した訳ですので。

*今日は、色々と多用だった。午前は春季慰霊祭で、午後は役員会議で、夜は青年会の会議だった。できるだけ仕事を減らそうと努力しているが、なかなか思うようにはいかない。明日は、江津へ先祖供養祭に行く予定である。江津の信徒さんにお会いできるのが楽しみである。

 中内 英生

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March.14.2009「脳の変化」

Dsc02918 March.14.2009「脳の変化」
今日の歌::紙粘土 本物よりも 林檎らしい

 どんなポーカーフェイスを装っても「本人しか知り得ない事実」を見たとき、脳の特定の部分が無意識に反応してしまうことを、日本大学大学院総合科学研究科の秦羅雅登教授らが実験で突き止め、アメリカの科学専門誌「ニューロイメージ」に論文が掲載されたそうだ。これは以前、総裁先生がブログでお書きになっておられた、インドの計測器とやや似ているものであろうか?秦羅教授は、「将来的には、犯罪捜査などに活用できるかも知れない」と期待している、とある。しかし、この種類の機械が人の思想を調べることに悪用する可能性があるというご指摘だったように記憶している。今日の情報は、サンケイ新聞(2009/2/17)からのものである。

 実験は、学生38人に実施した。そのうち半数の19人には、初めにトランプを1枚選ばせて、そのカードを「本人しか知り得ない事実」としてみんなに隠しておくように指示した。その後、38人全員に6枚のトランプをランダムに見せて、特定のカードが出たときだけ、ボタンを押すように指示した。6枚のうちの1枚は、半数の人が初めに選んだカードだが、そのカードとボタンを押すことができる特定のカードとは異なるようにしたという。
 カードを1枚ずつ見たときに、脳のどの部分が活動しているかを「機能的磁気共鳴装置」
(fMRI)を使って測定したらしい。

 すると、初めに1枚のカードを選んでいたグループは、自分が選択したカードを見たときだけ、脳の「前頭前野腹外側部という感情や情動をつかさどる部分が特に反応していることがわかったという。
 実際の捜査現場で活用されているポリグラフ検査は、容疑者の呼吸や脈拍など生理的な反応の変化を観察するものである。一方、今回の研究では、無意識に働いている脳の活動測定しているために、本人が測定値をコントロールできない特徴があるという。装置や検査状況、状況が特殊なため、すぐに実用化は難しいとしているが、秦羅教授は「脳の中ではごまかしができない。”本人しか知り得ない事実”を持っているかどうかが脳活動から分かるので、無実の証明にはポリグラフ検査と併用して使える可能性がある」と説明しているとのことである。
 しかし、その逆もあり得るし、日本ではどのような思想を持っても自由だが、そうでない国の場合には、逆に脳的思想犯罪人とでもいうような判決も出てくる可能性があり、容易に実用化は考えなければならないのだろう。心の浄化度を調べるのにこの機械を使えるような時代も来るかも知れないが、『如何なものであろうか?』と云ったところだろうか。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月11日のブログは、「サルも歯を磨く」です。
猿がフロスをすることに関しての御論考です。そして、親のカニクイザルがフロスするとき、子ザルが目の前に居る場合は、そうでない場合よりも、大げさに動作する。つまり、親猿が子ザルに道具の使い方を教えるということらしい。「しつけ」というよりも「道具の使用法の伝達」としておられます。
 芋洗いの猿のことの書いておられます。宮崎県の幸島の猿が芋を洗うようになったことです。若い猿が先に行い、年長組は遅かったようです。洗い方の伝播です。
今回のフロス使用は、道具を使うことを動物が子供に教えることはないと考えられているので、この度の猿の行動は学問上重要であるようです。しかし、それに対して、先生は反論しておられます。

*『島根神性表現ネットワーク』に、『みんなの絵手紙・絵封筒』のコーナーが新設されました。ここには、技能と芸術的センスでの誌友会で制作された絵手紙や絵封筒、そして信徒の皆様が独自にお描きになられた絵などを掲載して、感動を共有したいと思います。 かなり楽しいのではないかと思います。そして、できれば、ご覧になられた方はコメントを入れてください。どうぞ宜しくお願いします。コメントの仕方は簡単です。お名前は本名で出す必要はありません。このコーナーには、人気写メ俳作家?「桜森人」さんや「野の花の精」さんのホームページの入り口があります。

*写真は、紙粘土で作った林檎です。初めてなのでうまくできませんでした。しかし、チャレンジは脳を活性化します。時間があれば将来は版画やガラス細工や焼き物にも挑戦したいと思います。勿論、本業を忘れないようにです。

 中内 英生

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March.13.2009「友情」

Photo_3 March.13.2009「友情」
今日の歌::椿姫 舞いも衣装も 優れもの

 日経新聞(2009/3/13)には、「K被告、全額を返済」という記事があった。「E社社長 立て替え」ともあった。これはある有名な事件のことである。音楽著作権の譲渡を廻り、五億円をだましとったとして、詐欺罪に問われた音楽プロジューサー、K被告は、被害者の個人投資家に対して、全額弁済したことを明らかにしたとしている。
 そして、E社社長のM氏が立て替えたらしい。そして、コメントしている。『音楽業界について何も分からなかった私が今、プロジュースできるのはKさんがいたから。浜崎あゆみ、EXILEもKさんがいなければ誕生しなかった』と述べて情状酌量を求めている。K氏は『一日も早く音楽を通して社会貢献に努めたい』とコメントしている。
 こういう形で、M氏がK氏に対して恩返しをすることは不本意であったかも知れない。しかし、友情に於いて決して自分の真心に悖ることはなかろうと考えられる。M氏自身が恩返しをすることができたことを、心底喜んでおられるのではないだろうか。M氏の気持が分かるような思いがする。人は何よりも生き方である。ゴールにたどり着くことも大切だが、それに至る経過がもっと重要であると教えられている。EXILEの歌は実に上手であるようだ。アツシ君の歌声は何ともいえず素晴らしい。

 今日は休暇を取り、妻と一緒に島根県立美術館に行って来た。フランスの絵画が来ていたからだ。ちょうど展示室に入った時に、解説担当の女性が説明を始めたところだった。こんなに有名な絵画が集まったのは珍しいという。日本で初めて公開されるという絵もあった。
 開館10周年記念展として、「アカデミスムか? 印象派か?」というテーマらしい。解説員の方がいなければよくわからなかっただろう。フランス絵画の19世紀のものが展示されている。 
みどころ①として「19世紀フランス絵画は、印象派だけではなく、当時の本流であったアカデミスムの作品を本格的に紹介する日本初の試み」であるとしている。アカデミスムという言葉は素人ですので初めてです。
 みどころ②として、「世界に冠たる19世紀フランス絵画のを展示しているそうです。ダヴィッド、アングル、ドラクロワ、クールベ、ミレー、マネ、モネ、ルノワールなどである。私でも少しは知っている画家の名前がある。   
 みどころ③は、すごい。フランスの主要美術館を中心とした約40館から、珠玉のコレクションだという。解説員によると、相手の美術館のものと当美術館のものと交換で借用したものがあるらしい。因みに、ルーヴル美術館、オルセー美術館、ボルドー美術館、リール美術館、ナント美術館などである。松江・島根はすごいです。

 もう一つ書き込みをお許し頂きたい。中国電力は、三菱発売予定のアイミーブという電気自動車を累計700台導入するという。注目を引いたのは、「ガソリン車に比べ二酸化炭素排出量が三分の一に減る。夜間電力で充電すれば運行コストも六分の一に低減できるという。これは大切なデータである。日経新聞(2009/3/13)からである。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月10日のブログは、「紙を使わない出版 (2)」です。
昨年の1月28日に、アメリカで発売された電子本専用機のことをお書きになっておられたようです。
 聖典類で言えば、何度も手軽に拝読することができるので大変便利です。そして、「次代に対応できる出版体制を整えておく必要を感じる」としておられます。
 私のような転勤族は本や資料の置き場所の確保がいつも気になるところです。その点、電子本は確かに場所をとりません。

 中内 英生

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March.12.2009「新型ハイブリッド」

Photo_2 March.12.2009「新型ハイブリッド」
今日の歌::風強し 出雲の国へ 靡く風  (少し手前味噌過ぎますでしょうか?)

 ハイブリッド車の価格競争が激化しつつあるようだ。トヨタがホンダに対抗できるような安い価格の車を作ることを発表したという。トヨタのハイブリッドは少々高いと一般的には言われている。三菱の電気自動車が製造販売すると発表した直後に、トヨタの電気自動車参入宣言があったことを考えると、一人勝ちであったトヨタはさらにトップを走る予定なのであろう。しかし、どんなに進歩してもさらに進歩し続ける必要性があることを教えられた。

 今日は、夜8時頃、隠岐の島から帰ってきた。団参以来、一泊以上の旅に出ると、絵を描く道具を持参して描くようにしている。「できない」などと思っていたが、今回の旅でも実行してみた。
 隠岐は色々と素晴らしい可能性があるところであることが分かった。また、島の方は光明化運動に対して強い意欲のある。隠岐の人は本州を何と呼ぶかというと、「本土」と呼ぶのだそうだ。「島」と本土。なるほどそれほど遠い。船で二時間半かかる。 島根には、出雲の文化圏と石見の文化圏とお城を中心とした松江の文化圏と隠岐の島の文化圏があるようである。それぞれの文化圏を生かすようにできれば教勢は発展するのではないかと思う。来月から新年度だが、全県下、隠岐の島でも同じような信仰環境を作っていきたいと願っている。

 魚も隠岐の島には多いので魚と会場にあった椿の花と檜扇貝というホテルにあった貝を描いてみた。どこにいても教化部と同じようにできるのは本当に有難いと思う。これもインターネットのお陰である。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月 8日のブログは、「行動を起こすこと」です。愛媛の講習会のことをお書きになっておられます。前回を上回る受講者の参集があったとのです。私自身も大変うれしく思いました。前任地ということだけではなく、総裁にご襲任になられて最初の講習会でありますので、喜びもひとしおです。

 さて、万教帰一の質問があったとお書きになっておらます。御教えは共通点を強調しますが、宗教学者は、違いを研究するようです。どちらに着目するかは、「その人の好みや関心のありかの問題」であるとしておられます。
 みかんの絵を描いておられます。そして、「行動しなければ何も得られない」と書かれています。
  『マタイによる福音書』第7章の有名な一句を挙げておられます。谷口雅春先生が、生長の家をお始めになられる前に、好んでおられたという章句です。御確認下さい。
 5000人の方々が、「講習会へ行く」というアクションを起こしたことは重要であること、さらに今後、宗教の側からそれに応えるリアクションが愛媛県下でさまざまな形で展開されることを予測しておられます。どちらかというとこれからが大事で、具体的な智慧と愛と生命力を出すことが必要でありましょう。その行動を促しておられると考えさせて頂きました。
 翻って、島根を考えてみますと色々と検討すべきことや行動すべきアイデアが浮かんでくるようであります。島根の皆様、最後の段落の御文章は私たち島根の信徒へのご指導であると考えて、すでに開始してはおりますが、さらなる活動を展開しようではありませんか。

 中内 英生

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March.11.2009「隠岐の島」

March.11.2009「隠岐の島」
今日の歌::八尾川の ほとりに咲くは 水仙花  

 今日は、隠岐の島へ行くところである。今は船の中にいてこの文章を書いている。窓の外には海と近くの島が見える。ここは美保の松原の近くらしい。今回の使命は、一日見真会と地方講師の受験勉強会を担当することだ。受験勉強会は今夜が予定より参加者が多いので楽しみである。隠岐の島に地方講師の方が増加していけば、必ず発展すると思う。

  会場の近くに八尾川(やびがわ)という川が流れている。昔か今か河童が棲んでいるという。「白魚」がかつてはたくさんいてよく捕獲できたと地元のKさんが話してくれた。
 今日の受験勉強会は、6名の方が参加された。最終の受験の時にはどのようになるかは分からないが、純然たる教義の学習という方式は久しく経験していない方が多かったもかもしれない。参加者の皆様に如何に御教えが世界に勝れたものであるかを知っていただきたい思いである。地方講師の道は菩薩の道である。この道を決意して歩む人が隠岐の島に増えることを願わずにはおられない。Kさんと云われる地方講師の方がおられて、実に熱心に光明化運動に取り組んでおられる。頭が下がる思いだ。今回もKさんのご尽力で行事が開催できるようになった。感謝あるのみ。

 今日はとりとめもないことを書いて申し訳ないが、生物の強さについてである。約5億5千万年前のカンブリア期に「生物大爆発」を起こしている。いつでもそうだが、絶滅と見えるような事件の後に大発展を遂げる。生命とは一体何物なのだろうかと思ってしまう。
貝は化石の中からよく出土するが、檜扇貝という種類があることを知った。

 その檜扇貝という貝殻を「アイランドホテルしまじ」の玄関で頂いた。今回で三回目の訪問だが、前回はインターネットがつながりにくくて困ったが、今回は有線でインターネットを取り込むことができてバッチリである。檜扇貝は隠岐の島の特産かと思ったが、インターネットで調べてみるとどうもそうではないようだ。しかし、余りのカラフルさに絵に描いてみた。後日、挿し絵に登場する予定である。Photo

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
 2009年3月 7日のブログは、「リンゴとミカン」です。林檎とミカンの違いを比べられないとするも、両方食べたいというのが一般的であるとしておられます。しかし、共通点を考えてみると、なるほど似ていると言う気がしてくるようです。その場合でも、選択するとなると、同じ点を強調する場合よりも、違いを強調した場合の方が選びやすいとしておられます。
 島根の皆様はどちらでしょうか。ミカンは、前任地の県ではすごい出荷量でした。家にはいただいたミカンがいつもありました。どの種類も大変美味しいのです。しかし、ミカンの出荷量は必ずしも日本一でなかったそうですが、一つだけ日本一がありました。それは、「いよかん」という種類です。
 林檎は、収穫して余り時間をおかない方が美味しいようです。林檎の木を見ると、相当の昔ですが、白鳩全国大会でお聞きした長野県の桜井イセ子さんという方の壮絶な信仰体験談を思い出してしまいます。それから、昭和45~6年頃でしたか、谷口雅春先生が「明窓浄机」にキリストの墓のことをお書きになっておられ、私は確認のために休日を利用して青森に行ったことを覚えています。そして、キリストの墓の近くの林檎畑を見ると林檎が真っ白でありました。ビックリしました。農薬の関係のようでありました。すでに40年近く経過しています。ミカン一つとっても、林檎一つとっても思い出が溢れて参ります。

*今日は、すばらしい一日でした。再び絵手紙と絵封筒が盛んになるようです。しばらく写メ俳が盛んになっていました。これはすぐにできるし、インターネットで谷口雅宣先生のブログ拝読にもつながるし一石二鳥だからです。それから、全国的に写経が盛んのようです。そちらも各組織で検討しているようです。

 中内 英生

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March.10.2009「ツタンカーメンとカーター」

Photo March.10.2009「ツタンカーメンとカーター」
今日の歌::絵手紙を 描いて楽しむ 誌友会

 今日は大田の誌友会へ行ってきたが、B型誌友会だった。昨年5月より、恥と絵を描き続けている私は、経験に於いては少し先輩だった。上手に描けた参加者のうち、70年ぶりに描いたという人もおられた。実に上手である。今日ので分かったことは、絵筆と水入れ、パレットの代わりになるお皿のようなもの、絵の具、それから葉書か封筒があるとできるようである。絵の具は硬いものに水を付けて色を出すものではなく、いわゆる軟らかい絵の具がよいようだ。それに今日の参加者はすべて、詩か俳句を付けた。これがなかなか良い。明日アップされるとおもうので、「乞うご期待」である。

 さて、私の大好きなNHKの『世界遺産』では、古代エジプトのことが放映されていた。ピラミッドで有名な吉村作治さんが語っていた。この人の語りはともかく楽しい。カイロ大学をでて、ピラミッドを採掘したいと思い、当時、政府に申し出たがどうしても許可がおりなかったという。情熱と無念さで一杯だった。ある時、飛行機に乗っていた。隣の席の男性と会話が弾んだ。吉村さんは、「どうしても採掘したいが許可がでないので残念だ」と情熱を持って語った。すると、隣の席の人は、『掘ったらいいじゃないか!』とあっさり言ったのだった。『えっ』と返す言葉がなかった。隣の席の人は、採掘を許可する責任者の人だったらしい。それを知らずに彼は情熱を語っていた。それから吉村氏の運命は開けていったという。この話は、私の妻が情報を得て私に教えてくれたことだ。テレビや新聞(サンケイ)を読む時間が私より長いので、彼女に仕事に役立つ情報を提供するように頼んでいる。

 クフ王のピラミッドは300万個の石を積み重ねている。吉村氏はいう。ピラミッドは墓ではない。日本で云う伊勢神宮のような複合宗教施設である、と。
 一番有名なのが、ツタンカーメンである。この人の墓をカーターという人が掘り当てた。1922年の12月4日であった。吉村さんはカーターの伝記を読んで、まったく自分のような人物だと思ったという。これだと思ったらそれ以外は見ない。生き方にバランスがとれていた。そうれがそっくりだという。ツタンカーメンの墓の部屋には黄金の副葬品群が充満していた。しかし、ツタンカーメンの墓の中には枯れた花がたくさんあった。よく残っていたと思うが確かに映像に残っている。これは妻のアンケセナーメンが夫のために手向けた花であるという。

 カーターの言葉がのこっている。『どんなすべての黄金のまばゆさよりも、この枯れた花より美しいものはなかった』と。カーターは妻の愛情の印の花に感動したのだった。
吉村氏は考える。『カーターのような人は大好きです。ナイーブな人だったからこそ諦めなかった。信念のだめ押しで掘ったところに地下の階段が見つかった。予定には無かった場所です。強い人は(決断力がありすぎて)だめです。すぐにあきらめる』と。
 カーターは、すべての発掘品をエジプト政府に寄贈した。その代わりに、ツタンカーメンのミイラを墓から動かさないでほしいと要望した。現在、温度管理をされたところにミイラは安置されているという。これは古代エジプトの歴史への尊敬と愛の結果であると報じていた。

 夫婦の愛、そして古代エジプトへの尊敬と愛、私たちにとっても学ぶことが多いのではないでしょうか。

*明日は、隠岐の島へ行って来ます。どうしても二日間かかるようです。飛行機だと経費がかかりすぎますので、船で時間をかけていきます。一日見真会と地方講師受験勉強会も行う予定です。隠岐の島に御教えが広がり皆様が幸せになるのが楽しみです。

 中内 英生

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March.09.2009「生命の萌芽」

March.09.2009「生命の萌芽」
今日の歌::花を見て 春爛漫と 弾み行くPhoto_2

 再生医療の切り札とされる「iPS細胞(新型万能細胞)」から、目の細胞を作成する研究が進んできたという。慶応義塾大学のチームは人の角膜細胞を作製した。東北大学もどうようの成果が得られつつあるとしている。また、理化学研究所は、動物実験で網膜の細胞を作ったらしい。アイバンクを通じた角膜移植などは慢性的にドナー不足である。様々な目の細胞を確保できれば移植治療の課題を克服できる可能性があるとしている。これは日経新聞(2009/3/2)からの情報である。

 可能性としては、山中教授はすごい研究をしたといえるのだろう。しかし、この細胞の再生において卵細胞の作製はどうなるのであろうか。可能性としてはできると考えられるが、ES細胞の破壊でないので問題はないといえるのだろうか。胚について『今こそ自然から学ぼう』の250頁に、総裁先生は次のようにお書きになっておられる。

 では、人の胚を「人の生命の萌芽」として見る日本の「ヒト胚研究に関する基本的考え方」は、妥当と言えるだろうか。私は、この言葉の中の「萌芽」という単語は不要だと考える。つまり、受精卵を含む人の胚は「人の生命」がそこに現れているのであるから、単に「人の生命」と言って差し支えないと思う。それは臨月に近い母親のお腹の中にいる赤ちゃんを指して「人の生命の萌芽」とは言わず、「人の生命」と言うのと同じである。また、臨終を前にしている老人を指して(どんなにその人が病んでいても)「○○さんの生命」がそこにあると考えると同じである。

 ここの章句は実に重要であると考えられる。如何なる作製方法であっても受精卵と同じものがあるならばそこに生命が宿ると考えて差し支えないのでは無かろうか。遺伝子やES細胞の研究は、各国がしのぎを削っており一ヶ月立つと今持っている知識が古くなっている。しかし、大事なことは生命礼拝の精神であり、自他一体、神我一体を生きる信仰ではあろう。また、新聞やテレビの報道での遺伝子関係やiPS細胞関係のニュースは難しいと左脳で考えずに、右脳を使ってそのまま素直に読んでいきたい。時代を先取りすることは難しいかも知れないが、せめて遅れないようにはしたいと思う。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月 6日のブログは、「リンゴをどう切る?」です。何気ない習慣も型通り林檎を切るようなものであるとしておられます。勇気をもって冒険をお勧めしておられます。新しい事への挑戦は楽しいものです。
 先輩からお聞きしたことですが、谷口雅春先生がアメリカに行かれたとき、先輩が随行した時の話です。先生はオートミールという籾殻を脱穀した燕麦を調理しやすく加工したものを食べておられたそうです。

先輩は、その時、『先生、それは牛乳や水で煮て粥のようにして食べるものです』と言うと、『誰がそんなことを決めた?』と言われたとのことです。型にとらわれない聖者の自由自在な考え方に触れた先輩は、いつの間にか己の心が硬くなっていたことに気がついたそうです。みなさま、自由自在の心境になりましょう。

*明日は、誌友会で絵手紙を描くそうです。島根の皆様にとってはこれも新たな挑戦です。人を肉体と観ず、神の子と観ることも人生に対する新たな切り口であります。

 中内 英生

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March.08.2009「テオティワカンの考古学者」

March.08.2009「テオティワカンの考古学者」
今日の歌::祝福と 感謝に充つる 卒園式
*今日は、素晴らしい出雲生命学園の卒園式があった。私も挨拶を述べさせていただいた。この教区の素晴らしいところは、教育関係者が多く光明化運動の幹部として携わっていることだろう。因みに、園長さんも教職の御出身のようである。

 杉山三郎さんという考古学者がおられるらしい。愛知県立大学・特任教授Photo である。NHK番組『プロフェッショナル』(2009/2/18)で放映された。この方は現在、世界的な考古学者となっている。テオティワカンは、メキシコシティの北東50㎞の地点にある。紀元前2世紀から6世紀まで存在した宗教都市であり古代文明である。テオティワカンは今も尚、世界の人々の興味をそそっている。最盛時の人口は15万人ほどであったそうだ。そして最近の研究で、巨大な軍事国家であったことが分かって来ている。

 彼は言う。『謎は大きな方がよい』と。その方がモチベーションを維持しやすくなるのではないだろうか。発掘により、少しずつ分かっていくことに喜びを感じる筈だ。現在まで、数万点の発掘物がある。
 彼は言う。『自分の考えを当てはめようとしてはならない。掘り出した「モノ」から何を聞き出すかである。モノに語らせるのだ』と。確かに先入観念は間違いのもとだろう。しかし、科学は仮説を唱え、そしてそれの証明をする。この方式は考古学では通用しにくいのだろうか。
 彼は言う。『我々とは何者か?』これを解き明かすのが考古学である。この答えを知りたい。明らかにしたい。過去の文明を知ることによって、我々自身を知ることができる。その為に研究しているというのであった。

 色々な刷毛を紹介していたが、蛇の子供のあばら骨を掘ることもあり、小さな絵筆のようなものもあった。実に細かい作業である。テオティワカンは古代の計画都市で実に整然としていることに驚くという。
 杉山氏は王墓を探すために心血を注いでいた。彼は、テオティワカンの上に立つと、やることが沢山ありすぎて途方に暮れるという。しかし、若いときはそうではなかった。何をやってよいか分からなかった。しかし、24歳で転機が訪れる。遺跡発掘のアルバイトをした。そして遺跡の一部を探し当てたとき、古代人と心が通い合ったような気持になったという。その後、メキシコの遺跡の本で衝撃を受ける。そして、マヤ、アステカを求めてメキシコへ行ったらしい。

 ある時、テオティワカンの第一人者である、レネ・ミリヨン氏から声がかかった。氏の方法は独特のやり方だった。徹底的な測量を基本にしていた。杉山さんは、発掘計画を変更してもう少し掘らして欲しいと申し出た。すると、レネ氏は彼の申し出を却下した。『発掘は破壊だ。興味本位の発掘はダメである。』発掘すると、二度と元の状態には戻らないからである。

 杉山さんは、35歳で妻と子供3人を連れてアメリカの大学院で考古学を学んだという。夜遅くまで勉強した。そして、再び発掘許可をもらって発掘を始める。そして沢山の墓を発見した。気が付いてみるといつの間にか世界に杉山さんの名前が知られるようになったという。
彼は、「やりたいという意思と知りたいという思いが人間の本性であり、それがある限り
成功する」というような意味のことを述べていた。残念ながら録画がこれで切れていたので「ジ エンド」となった。
 しかし35歳でアメリカに渡って大学院に通った彼は苦労しただろうが、ついていった奥様もまたご苦労されたのではないだろうか。そう思った。しかし苦労を夫と共にする妻にとっては、苦労が却って喜びであることもあるのだろう。そのことも思ってみた。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
2009年3月 4日のブログは、「日本海裂頭条虫は絶滅か?」です。藤田教授がサナダムシをご自分の体内に飼育していたことは私は時々、耳にした。ニュースソースは私の妻からであった。日本人の清潔志向の行き過ぎのことも書かれています。腸内細菌のこともお書きになっておられます。サナダムシの一生についても書かれています。何と、サケの肉の中に潜み、日本海を回遊している。ひょっとしたら私たちも浜辺ちかくでお目にかかっていたかもしれない。最後の段落のお言葉に実感がこもっています。私も同感であります。温暖化とサケの遡上とサナダムシとの関係がようやく分かりかけました。しかし、サナダムシは国際人ではないが、国際虫のようであります。

*今日は、前任地の御講習会が開催された。教区全体としては前回を上回ることができたことは、生長の家総裁御襲任、白鳩会総裁御就任直後の御講習会であっただけに、さい先のよい出発となった。このことが何よりもうれしい。相愛会の数字が延びていた。三つの会場のうち一つは、確か人格的魅力が光っている相愛会のTさんという人がいるところだったように記憶している。同心の友の喜びの顔が浮かんでくるようだった。

 中内 英生

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March.07.2009「人助け」

March.07.2009「人助け」
今日の歌::菜の花の 遠く遥かに 遍路行く

 今日は、『サイエンス・ゼロ』(2009/2/26)で、「人とは何か」「コトバはどう生まれたのか」というテーマで論じていたが、面白いデータを紹介していた。それは、インターネットの中で、「QアンドA」というのがあるそうだ。そこには、ともかく個人で分からないと思うことを色々と書き込んでいる。それを、見ず知らずの人々が懇切丁寧に答えているという。答えることによって何かポイント的なものがたまるのかも知れないが、そんなコーナーもある。そこで、回答者に聞いたのは、「何故、他人を助けるのか?」という質問である。①お互いさまだから。②得をしたい(ポイントがあるのだろうか)。③楽しい。そして、一番多かったのは、何と!『相手を助けてあげたい』というものだった。日本人は多少とも利己主義者もいるかも知れないが、一番多いのは「親切な人たち」のようである。

 先日の総裁先生のお言葉の中に、光明化運動において、インターネットを使うことは、Photo 雲泥の差がでてくるというような意味のことをお教えいただいたが、島根の信徒の皆様、少し、始めてみませんか。今日は、携帯を使った写メール俳句では、初投稿の方が三人もおられました。うれしゅうございます。時々、私の友人たちが県外から友情出演をして下さるが、応援部隊の方々に感謝する次第です。
 今日の、地方講師研修会では、二階の講堂にある演壇にマイクとカメラを設置し、無線ランケーブルでスカイプを活用し、事務所のパソコンで映像と音声を出力できた。大成功である。このやり方で行うと、研修会開催と同時に隠岐の島でもそのまま受信できる。勿論、すべて無料である。しかし、これは情報の伝達であり、悟りの伝達とはならないということもお教えいただいているので、そういうレベルでの活用にしたいと考えている。現段階では隠岐の島からの地方講師研修会参加は難しいようであるから、状況に応じて色々と開発したいと考えている。

*万里の長城のことを、『地球ドラマチック』(2009/2/25)で放映していた。この長城は、中国と騎馬民族の戦いがもたらしたものであるという。この文化の衝突により、中国は戦争の技術を習得した。しかし、守るという代価も大きかった。歴史はさまざまに変わっていくようだ。最後に、ナレーターは言った。『どんな犠牲を払ってでも生き延びようという中国の人の強い思いが長城を作らせたのだ』と。この気持がある限り、人は、目的を達成することができるとしている。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年3月 3日のブログは、「雛祭り」です。桃の節句のために、せっせと立ち働かれる奥様のエネルギーには、計り知れないものがあるとしておられます。また、奥様は伝統行事を大切にされる人であると褒めておられます。
雛祭りは「上巳の節句」とも言われるそうです。中国の清めるという「雛送り」の考え方と、日本の段飾りの考え方とは伝統行事としても随分と違い、歴史の中で変遷するものであるとしておられます。
 今日の「写メ俳」で私が市役所近くの郵便局で撮影して加えてみた俳句は、「ひな祭り 夫婦仲良し ありがたし」でした。実相世界の陰陽調和の真理の表現としての雛壇の雛人形との認識です。今日は偶然に、中国の万里の長城のことを書きましたが、中国は統一と同時に常に騎馬民族から侵略されるのを防ぐ歴史であったようです。日本はというと大体、1万8千年前に、大陸と切り離されて、外敵の侵略を受けにくくなりました。最初は海の底でしたので日本列島は偶然の産物でもあります。四国山脈の中からはクジラの化石がでてくると聞いたこともあるくらいです。そんな日本列島が大陸と切り離されました。だから考え方は多少違ってくるのかもしれません。遠い昔々の話です。

  中内 英生

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March.06.2009「航空管制官」

March.06.2009「航空管制官」
今日の歌::飛ぶ鳥と 一つにならむ 管制塔

 堀井不二夫さんという名前は初めて聞いた。これは『プロフェッショPhoto ナル』というNHKの番組(2009/2/24)に登場していた人である。日本屈指の空の司令塔だと讃嘆している。56歳の方である。操縦士と共に空を飛ぶことをモットウにしているらしい。6年間、仕事に於ける反省日記を書き続けている。日時計主義の日記ではないようだ。失敗が許されない仕事である。何も無いのが当たり前。私はかつて台湾に行かせていただいていた時、日本に帰ってきた次の日、名古屋空港で台湾の飛行機が着陸に失敗して炎上した。操縦士のミスと言われていたが、この番組を見てその背後に管制官のリードの問題があるのかも知れないとも思った。問題は、一面観では分からないものだ。
 少しジョーク的だが、私の先輩で自動車を運転している方がおられた。子供の頃に、両手を花火で失ったという。ある時、運転中に自動車がぶつかり、車は大破した。自損であった。しかし、彼はまったく無事だった。警察官が来て、彼の手をみて、『アッ』と言って驚いたという。そして、『原因は何ですか?』と警察官は質問した。彼はしばらく応えられなかった。それは『原因は何だったのであろう』と考え込んでいたからだ。『夫婦は特に喧嘩していないし、不調和な人もいないし』と考えていた。そして、警察官は、そんな精神的原因のことではなく、「前方不注意」であるとか、「居眠り運転」であるとかを訊いているということをしばらくして気が付いたという。

 話を元に帰す。堀井氏は現場の雰囲気作りを特に気をつけるのだという。気易く部下に声をかける。そして決して「自分を権力者にしない」。リーダーが全てを取り仕切る現場にはもろさがある。従って一人一人が自分で考えて、了解を上司に求めて行動するシステムこそ最上であるという。
『あの人は、きっと間違う筈がないとか思われてしまうと、上の人の判断に疑問を持たなくなる。そうすると間違うこともある』ので怖いことだという。だからこそ、上の人であっても何でも言える雰囲気作りが必要であるという。『違うな』と思ったことは、口に出して言える。そういう雰囲気作りを大切にしているらしい。これは本質的なことではなく、方法論である。日記は、書くことによって自分の一日が整理できるとしている。私も毎日、ブログを書かせていただいているが、それによって、自分が何を考えるべきか、何を考えているのかを確認できる。これは実に重要であると思う。堀井氏の日誌は既に分厚いものとなっているらしい。

 彼は高一の時に、重い腎臓病となり一年間、休学している。パイロットにはなれなかったが、好きな飛行機の仕事に就いた。航空管制官である。そしてめきめきと腕をあげていった。彼は思った。『自分には腕がある』と。飛行機を早くさばく。早く降ろす。早く離陸させる。それができていたので、自分の能力に酔っていた。しかし、彼に転機が訪れた。ある時、榎本浩也さんという25歳の若手パイロットに出合った。榎本氏は堀井氏にさまざまな事を質問した。その直向きさを見たとき、パイロットになるということは管制官の勉強の比ではないと気が付いたという。それから、パイロットの気持ちを理解しようとし始めたらしい。

 パイロットと管制官である堀井氏との会話内容が変わった。パイロットから最後にコトバが返ってくる。『丁寧な指示をありがとう』と。堀井氏は「パイロットと共に空を飛ぶ」という気持になったのだった。パイロットの不安な気持ちを理解し、それを解消するために必要であろうところの情報を与え続ける。
「パイロットは、飛んでいる。彼らが主体である」と考えるようになった。堀井氏はモチベーションを如何に維持するかを考えているという。マイクを持ち声を出す。パイロットとの一体感が持てる瞬間だ。声によって相手とつながる。ツーと言えばカーと返ってくる。それがうれしいのだ。

 彼は思う。技術の習得は絶対条件である。しかし、技術と共に内面の心を伝えたいとしている。この日の映像では若手の女性管制官を指導していた。丁寧な指示をするように教育していた。「ヘリコプターが近づいています」と言わなくてもよいが、知っていると不安感をぬぐい去ることができる情報提供をしていた。彼は言う。『プロフェッショナルとは、決して驕らず、相手の状況を考えて、心を通わせ、その時、その時の最適の判断をする。そしてその為の努力を怠らない人のことである』と。

 島根の信徒の皆様、今日の堀井氏のコトバはすべて、参考になるのではないでしょうか。明日は地方講師・光明実践委員研修会が開催されますが、私たち(地方講師・光明実践委員)は彼のような気持で、一流の講師となり、総裁谷口雅宣先生のお説きになる御教えを島根県のすべての人々にお伝えして参りたいと念願する次第であります。そういう意味で、この研修会は、総裁先生の御教え・御心を正しく把握し、如何にお伝えしていくかを学習する重要な行事でありましょう。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
 2009年3月 2日のブログは、「数々のお祝いに感謝申し上げます」です。
 生長の家総裁御襲任についてのお言葉をお書きになっておられます。このお言葉を出発点として、生長の家の新しい時代と、人類の新しい歴史が始まります。同時代に生まれ合わせ、そして後に続かせていただくことができますことを、島根の信徒一同、その大きな幸運と幸福を喜び合いたいと思います。
詳しくは、御文章を拝読下さい。

*今日は、特に行事はなかったが、こんな日ほど多用になる。それは諸準備をして今後の行事に備える必要があるからである。この準備が充分であればあるほど、今後の行事の内容が充実する。それが全体の教化活動や組織運動に反映されるのではないだろうか。

 中内 英生

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March.05.2009「足立美術館」

March.05.2009「足立美術館」Photo_2
今日の歌::美術館 ここにもあった 日本一

 今日は、妻と安来の足立美術館へ行った。ここの日本庭園は日本一であると言われている。先日も一度行ってみたが、今日はあまり日を置かずして行ってみた。妻と美に関する情報を共有することが大切であるからでもある。昨年の日経新聞(2008/10/9)には、「足立美術館庭園6年連続日本一」として米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」は8日までに、日本庭園ランキング一位に六年連続で島根県安来市の足立美術館を選んだとしている。
 白砂青松や枯山水で構成する日本庭園と建物が調和し、徹底した維持管理と職員の対応が評価されたとしている。白砂青松は日本では余り見られなくなったようである。現在は貴重な純日本風の風景である。なぜ少なくなったかの理由は、松の落ち葉を風呂沸かし等の材料にしていたが、石油など化石燃料の使用によりこれが不要になり、従って、白砂の上に草が生えるようになってきたからのようだ。鳥取砂丘に草が生えるようになったのと似ている。私が30年前に砂丘を訪れた時は、観光化していない本当の砂丘であったと記憶している。

 館長の足立氏は、「庭園は生き物である。その維持管理が認められてうれしい。外国人の入館者も急増した」と喜んでいると報道されている。今日行ったときにも、外人が一人、カメラで風景を写していた。バスも10台くらい停まっていた。県外からの観光であろうと思われる。

  この美術館は、横山大観をはじめとする近代日本画が収集されている。地元出身の実業家・足立全康氏が昭和45年に、71歳のときに開館したものであるという。質量ともに日本一として知られる大観の作品は総数130点にのぼる。これらは足立コレクションの柱となっている。大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵されていた。
 足立全康氏は裸一貫から事業を起こし、一代で大コレクションをつくりあげたが、その絵画収集にかける情熱は並外れたものであったらしく、数々の逸話が残されている。なかでも大観の名作『紅葉』と『雨霽る』(あめはる)を含む「北沢コレクション」を昭和54年に入手した際の武勇談は有名であるとしている。内容は分からない。
 庭園の管理は毎朝、職員が行うという。小川が流れている。見えないが道を隔てた山の上に人工の滝が落ちている。なかなか素晴らしい風景だ。是非、総裁先生ご夫妻にご覧いたきたいとの思いが湧いてきた仕方がなかった。

 元教化部長のK元本部講師も好んでこの庭園と日本画を鑑賞されたようだ。この美術館には、最上級クラスの精神性が詰まっていると見た。松江道場からは30分間くらいかかるだろうか。このような場所が、わが教区にあることは実にうれしいことである。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しましょう】
  2009年2月28日のブログは、「花はただ与える」です。代表者会議のことをお書きになっておられます。花に対する御論考です。…そんな「ただ与える」生き方をする植物たちが、美しくないはずがないと思う…とお書きになっておられます。また、美しい花のスケッチをしておられます。
 何故、花が美しいかという問題で、私が日本大学での生物学の授業で教授がいった言葉が未だに耳に残っている。「花にはウソがない」からであるとのことだった。恐竜が食べていた隠花植物の後発として顕花植物が栄えるようになった。そしてさまざまな昆虫が繁栄し、そして昆虫を食べる哺乳類の種も増加した。現在は、植物連鎖の頂点に人間が立っている。進化学でいうと顕花植物の花こそ、人間を生み出した根源であるそうだ。このことをNHKで放映していた。それは本当かどうかは知らないが、花は実に美しい。しかし、真から私が好きなのは、人間の改良を加えていない小さな野辺の草の花である。これらの花はよく見ないと形が分からないが、実に実に美しい。いつまで見つめていても飽きない美しさを持っている。それは何故か?野の花は見せるための花として人間によって改良されたのではなく、バランスが取れた美しさを持っているのではないかと思う。
  先生は今日も、英語で短文を書いておられます。花は、受粉するために昆虫を集める。果実を付けて、種を運ばせるために、栄養物を彼らに与える。(鳥や猿などのことでしょうか?)そして花を咲かせるために、発芽し、成長する。しかし、花たちはただ与えることだけをし続けている。というような意味でありましょうか。自信ありません。島根の皆様、英語辞書はお持ちですか。古本屋では安価に入手できます。尚、私も日記風に英文ホームページを開いて毎日書いていますので、よろしければですが、どうぞ。現在で85日続いています。読むと英語が嫌いになる危険性もありますけん。

*写メ俳のホームページが「桜森人」さんに続いて「、野の花の精」さんが開設されました。このお二人の神性表現の素晴らしさに私も感動しています。島根の皆様、第一に総裁先生のブログを拝読し、次に本部のホームページにリンクし、三番目に「島根神性表現ネットワーク」でお二人の写メール俳句をご鑑賞下さい。そして、ぜひ、感想コメントを私が行っているように、書き込んでみましょう。そして、慶びを共有しようではありませんか。

 中内 英生

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March.04.2009「環境ホルモン」

March.04.2009「環境ホルモン」Photo
今日の歌::春の雪 淡く優しく 降り溶ける

 昨日は雛祭りだったが、雪が淡く降っていた。そして、それはすぐに溶けるてしまうようだった。「衆罪は霜露の如し、慧日よく消徐す」という聖句が思い出される。

 @niftyのwebサイトに「不妊症増加で精子バンクに長蛇の列、闇も横行ー中国」とでていた。人口の多い中国であるので人数的には多くないのかも知れないが、届けられていない人も多いと思うのでかなりな人数になるのかもしれない。このニュースは、「2009年3月3日(火)22時22分配信 Record China」とあった。精子不足の原因が何であるかは書かれていない。しかし、それは後に論考したい。

 中国では不妊症の増加により、精子不足が深刻になっているという。ある精子バンクでは順番待ちの夫婦が1000組を超えるらしい。

 中国新聞社(2009年3月2日)によると、中国の不妊症カップルは全体の15%から20%にのぼり、年々増加する一方らしい。不妊症の原因は夫側にあるケースと妻にあるケースが半々だという。男性不妊の原因には、無精子症、精子無力症、奇形精子症などがあり、中でも無精子症が20%を占める。こうした状況から中国では現在、精子バンクを利用して子供を持ちたいと願う夫婦が増えているらしい。
中国の精子バンクの責任者は「今や精子不足は血液不足とおなじように深刻な社会問題だ」と話しているという。

 これは何故でありましょうか。心の問題から考えると、一人っ子政策により制限してきた念の集積が自動しているという考え方もありましょう。それは、若い夫婦が今は子供は要らないとして避妊を続けていると本当に子供が欲しい時になかなかできないといったケースがあるようなものです。物質的な面から考えると、以前騒がれたことのある「環境ホルモン」の関係があるという考え方もあるかも知れません。これは因果関係がハッキリと証明することがなかなか難しいようです。分かりやすく云うと、様々な化学物質が私たちの生命体に働きかけることです。ホルモンという内分泌物質がありますが、動物の肉体はその化学物質をホルモンと間違えて反応を起こすというのです。これは困ったことです。そういうことも考えられるのかも知れません。

 NHKで環境ホルモン関係の番組がありました。『精子が減っていく』(2009/2/12)というフランスで作成した映画です。ここ50年間、合成化学物質がさまざまな形で私たちの生活で使われるようになっています。デンマークでは男性の精子の数を数えるデータを記録したそうです。すると、何と五人に一人は異常があったとしています。頭が二つある精子とか、動きが鈍いのとか、その関係か停留睾丸などの異常が見つかるようになったとしています。科学者はこの異常は、大人になってからの異常と云うよりも、女性の胎内に赤ちゃんが居るときの状態が原因ではないかと推測したようです。
 フランスでは、1950年代から1980年代の間に、600万人以上の妊婦が流産を防ぐためにDES(ジエチルスチルベストロール)という合成女性ホルモンを飲用したそうです。すると生殖器の病気が増加したとしています。神様は決して人間を不完全には創っていません。しかし、石油や石炭などの化石燃料を原材料として、プラスチックや類似の商品を日常生活の中で便利快適であるとして使用していくと、大量にかつ継続的に使用する場合はどうも不都合が生じることがあるようです。

 科学者がアポプカ湖(フロリダ半島)のワニを調べたところ、オスの生殖器が普通より小さくなっているのをデータで割り出したそうです。当時このあたりは農業で農薬を盛んに使っていたということです。この物質は、内分泌攪乱物質ともいうそうです。エルトロゲンという農薬の残留物が原因ではないかと類推したようです。除草剤などの農薬は、生命の多様性を失うのでよくないのですが、別の意味で生命体に作用するということが分かって来つつあるようです。

 アトラジンという内分泌攪乱物質の影響を調べた科学者は、カエルの精巣に卵が生じていたことを発見したそうです。雌雄両性になっていたようです。以前、私は新聞で読んだことがあるのですが、昔はあり得なかったことが起こることもあるとしています。あるプラスチックは、女性ホルモンに似た働きがあり、ガン細胞の増殖に作用するという科学者の発表もあるようです。フタル酸エステル類という物質は、色んなところに使われているそうですが、困った働きがあるようです。

 その他さまざまな化学物質の作用と自然界の動物の変化を証明しようとしていましたが、便利快適は後からおまけが付いてくるようです。温暖化により生物多様性が失われるのは分かりやすいのですが、石油などを原料とした化学物質を使用して、今までの地球にはなかった製品を作ることは、生命体への影響もあり得るというところでしょうか。

 これからの長い人類の歴史を考えてみます時、地産地消の生き方や、できるだけ自然体で生活する生き方の方が地球生物に利するようであります。完全に証明されたのではないのですが、化学物質によって、内分泌攪乱物質の存在を考えられるではないかと、NHKの番組は情報提供をしていました。

【日々、総裁谷口雅宣先生のブログを拝読しよう】
  2009年2月27日は、「友だちはどこにでもいる」です。眠気を催されたことをお書きになっておられます。また英語でそのことをお書きになっておられます。やさしい英語で書かれていますので、辞書を引きながらでも挑戦してみては如何でしょうか。谷口雅春先生の御文章の中に、うろ覚えですが年を取ってから、語学を勉強すると若返るという御文章があったように記憶しております。子供はすぐに母国語を話すようになる。逆に語学を勉強すると脳が若返るという内容だったと記憶しております。違っていましたら、お許し下さい。

 中内 英生

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March.03.2009「 」

Img356 March.03.2009「  」
今日の歌::八十年(yasotosi)の 初心に帰る 継承日

 

【日々、谷口雅宣先生のブログを拝読しよう】
2009年2月26日のブログは、「色は輝く」です。コーヒー店に入られてからのことを書いておられます。英語が入り、若者向きの御文章でありましょうか。
絵を描いておられます。
 英語では、色の価値と働きについて書かれております。それぞれがそれぞれの色とお互いに高める働きをしているようです。違った性格や働きがそれぞれを生かし合う世界を表現しておられるのでありましょうか。

*昨日は、聖使命会感謝奉納祭がありました。同時に、会員の皆様のお名前を読み上げて祝福の聖経を拝読しております。

 中内 英生.

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March.02.2009「 」

Photo March.02.2009「      」
今日の歌::み言葉を 心にきざむ 継承祭

*3月1日は、夜10時過ぎに出雲駅に到着した。島根の皆様は、昨日のみ祭では前から三番目くらいを占めていたようです。がんばりました。有り難うございました。何十年に一度の素晴らしい重要な式典でありました。

 中内 英生

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