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June30.2009「ブラジル・サンパウロ」

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今日の詩::キビ畑 樹の間に開く 無限大

【沸騰都市サンパウロ】
 NHKスペシャル(2009/2/4)で「沸騰都市」としてブラジルサンパウロが紹介された。「ブラジルの挑戦・富豪は空を飛ぶ」というテーマである。最初は、お金持ちが防弾車に改造して、強盗から身を守るようにしているという映像だった。しかも車種はトヨタ・カローラであり、一般車だ。これはどうも自分が富豪ではないというカムフラージュのようだ。しかし、本当の富豪はヘリコプターを使って移動するらしい。ブラジルは食料とエネルギーで世界に挑戦しようとしている。ブラジル人は言う。『わが国は大丈夫だ。アリのように働いてきた』と。

 空飛ぶ富豪マウリリオ・ビアジ氏(67才)はサトウキビを栽培している。ヘリコプターを3億5千万円で購入する。サンパウロの富豪の持つヘリコプターは、400機であり、ニューヨークを抜いたようだ。屋上にヘリポートがある。この国のルーラ大統領は強気の発言が目立っている。『金融危機があっても、わが国は関係ない』。ビアジ氏は、エタノール事業で大成功を収めた。17のエタノール工場を持っているという。まあ、ともかく規模が大きい。ブラジルでのエタノール事業は魅力的で成功率が高いのだろうか。

 エタノールは、アメリカはトウモロコシが原料であり、ブラジルはサトウキビが原料となる。サトウキビは世界的に安定しているが、トウモロコシは人間も食するので、エタノールに切り替えたアメリカのコーンベルト地帯の農家は世界を混乱に陥れたようだ。”石油は戦いを起こすのに対して、エタノールは平和を呼び起こす”としている。ブラジルは、1975年、国家アルコール計画を発表した。インフレで苦しんだ時、国はガソリンからエタノールに切り替えた。現在の新車はほとんどレレックス車といって、ガソリンでもエタノールでもどちらでも使用できるようになっている。しかし、エタノールは日本ではなかなかうまくいかないようだ。

 荒垣さんという日系ブラジル人が登場した。「ゆっくり、しっかり」が荒垣宏助氏の経営方針である。彼は言う。『会社は私の物ではない』と。ブラジルは、中間層が生み出す消費力が頼りであるようだ。さらにブラジルは、1200㎞のエタノールのパイプラインを引こうとしている。これはすごい計画のようである。

 ブラジルは、バイオ燃料国際会議でも注目されたとしている。世界のエネルギー勢力のリーダーを目指しているようだ。ブラジルは「蟻のように毎日、弛まず働く」ことをモットウとしている。これは、私たちの信仰にとっても必要ではないだろうか。この番組では問題としてはいなかったが、エタノールは、空気中の二酸化炭素を増やさないとしているが、消費する以前に、エタノールを作る段階で多量の二酸化炭素を排出している筈である。また、さらに世界中に供給するためには、アマゾンの密林を開拓して二酸化炭素吸収の森を消滅させなければならない。従って、問題がない訳ではないのだろう。

 空飛ぶ大富豪・ビアジ氏は言う。『不自然な形で成長している国がある。例えばオイル・マネーを蓄えて成長した国とかだ。しかし、ブラジルは投機マネーによってではなく成長した。ゆっくりだが、着実な成長をした。ブラジルは外国の投資だけで成長したのではない。国民が冨を作り出して成長した。それが重要なのだ』と。

 また、ブラジルは小型・中型ジェット機の生産では世界第3位である。この分野でも世界に躍り出ようとしている。私はこの番組を観て、若い頃にブラジルの友人から聞いた超インフレの話は遠い昔の物語になっていることを知った。倦まず弛まず歩むのが信仰者の道であろう。消費癖がなかなか治らず、国債を中国に買ってもらって、消費を繰り返すキリギリス某国のようであってはならないだろう。しかし、この蟻とキリギリスの関係の結末はヨーロッパと日本とではかなり違う。ヨーロッパでは蟻はキリギリスを雪の中へと追い返すが、日本での最終結末は、キリギリスを家の中に入れてあげて、一緒に食事をするということのようだ。物語は日本で変化した。生長の家の宗教卵論では、中心部分は変わらないが、周辺部分は時代と地域によって変化するのだ。それにかなり似ている。

*お絵かきソフト「Bamboo Art Master」を購入した。まだ使っていないが、なかなか面
白そうだ。私の子どもが専門的なもっと高価なものを使っている。私が購入したタブレットとソフトは、価格comで調べて購入し、一万五千円強であった。今日のような仕事の連続の時にはなかなか絵筆に手が届かない。しかし、それは左脳が作動しているからだろう。右脳で考えて、「できない」という思いを消し去って、そのままの心で着手したいものである。その内に作品を発表する予定である。

*ブロードウェイでのミュージカルで『カンパニー』というのをNHK衛星第2で観た。独身の会社員の愛と苦悩を描いたものだが、このような仕事をしている人達が中心になって世界の金融が動いていたのだろうか。総裁先生がご覧になる映画は、洋画が多い。少しでも理解させていただきたいとの思いからであります。

*今日は、午前は六月晦大祓があった。午後はチャリティーコンサートの会場見学とミーチングがあった。夜は幹事会・五者会議があった。一日中、充実した日だった。すべて順調である。幹部・信徒の皆様に感謝を捧げます。

 中内 英生

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